ジャマイカ-2019年から使い捨てプラスチックを廃止に

浜辺の発泡スチロール容器ごみ

ジャマイカ政府は、2019年1月より使い捨てのレジ袋やプラスチックのストロー、発泡スチロール容器の使用を段階的に廃止していく発表しました。

プラスチック汚染問題の取り組みの一環として行われます。

大きさが60cmx60cmよりも小さいレジ袋の輸入や製造はもとより店舗で配布することも禁止されます。 ただし、生肉や小麦粉、米、砂糖、パンなど、食品衛生上で必要なプラスチック包装は除外されます。

さらにプラスチック製のストローは来年から禁止となるものの、パックのジュースなどに付いているプラスチックストローは、2021年1月までに廃止。

発泡スチロールは、2021年1月までに廃止される予定です。 ただし、医療機関で使われるストローについては禁止の対象から除外されます。

ジャマイカ政府は、企業に代替素材を使い続けるよう支援を行ない、消費者にはエコバッグを使うよう働きかけます。

ジャマイカ環境トラスト(JET)は、この取り組みが使い捨てプラを削減する世界の流れに乗っており、ジャマイカの環境政策がいい方向に変化していると評価しています(Independent Sep 2019)。

ジャマイカでは買い物のレジ袋として最もよく使用されている黒いビニール袋(レジ袋)を見なくなる日は遠くないです。