「ゴーストネット」を撤去!専門ダイバー養成コースが開講

ゴーストネットを撤去するダイバー

漁業に使われる漁網やロープ。 紛失または投棄され、世界中の海の至る所で漂っています。

これらはクジラやアザラシなど多くの海洋生物に絡まり、体に致命的なタメージを与えていることから、「ゴーストネット」と呼ばれています。

そのほとんどはプラスチックでできており、分解されることはありません。

今、ゴーストネットを海から除去するための新たな取り組みが始まっています。

国際NGOであるConservation Internationalは、ゴーストネット撤去のダイバーを養成するトレーニングコースを開講しました。

ダイバーによるゴーストネット除去や生物の救助活動は今までも行われてきました。

しかし、そのような専門的な技術を持った人は少ないのが実情です。

一方、世界のスキューバダイビング人口は600万人以上(Conservation International)。 世界中から広く募集し、安全な撤去技術を学んだ認定ダイバーを増やすことで、ゴーストネット除去活動のスケールアップを目指します。

トレーニングには、世界最大のダイビング教育機関であるPADI(Professional Association of Diving Instructors)が協力しています(treehugger Dec 2018)。

養成コースの詳細は現在のところ公開されていません。Conservation Internationalが希望者に個別に対応しているようです。