トルコで2019年からレジ袋廃止

浜辺のプラごみ

トルコでは、来年から無料で配布されているレジ袋を廃止する法律が施行されます。

トルコは、環境法政策のYale Centerが実施した環境パフォーマンス評価で、180位中の108位。

環境パフォーマンスとは、自らが発生させている環境負荷に対する対策の成果のことをいいます。

トルコは一人当たり年間440枚のレジ袋を使用。一部のヨーロッパ諸国では一人当たり15〜25枚であるのと比べると、その消費量の多さは際立っています。

環境都市化大臣Murat Kurum氏は、スーパーや店舗でのレジ袋を他のヨーロッパ諸国と同じように強制的に廃止すると断言。

新しい法律では、レジ袋を約4ペンス(0.05ドル)で有料化することが求められ、従わなければ罰金が課せられます。ただし、実施期限は設定されていません。

トルコ国内では、プラスチック汚染に対する危機感が高まっています。 イスタンブールの一部では、公共の交通機関の運賃を空のペットボトルで支払うことが可能となるなど、独自に取り組む自治体も見られます(Independent Dec 2018)。