「プラスチック削減戦略案」 国の専門委員会が了承

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13日、環境省が提示する「プラスチック資源循環戦略」の案が、国の専門委員会で了承されました。

具体的な案としては次の通りです。

レジ袋有料化の義務化

現在、レジ袋の有料・無料の判断は事業者任せになっています。これを2020年度以降、一律に有料化し、レジ袋の削減を目指します。

バイオ素材のプラスチックの利用

植物を原料にしたバイオプラスチックの国内利用量を、2030年までに200万トンに増加。石油由来のプラスチック使用を段階的に減らしていきます。(ちなみに2013年度のバイオプラ利用量は17万トン)

使い捨てプラの排出抑制

使い捨てプラスチックごみを、2030年までに25%削減。

全ての使用済みプラを有効利用(熱回収も含む)

使用済みプラスチックを、2035年までに100%有効利用。ただしこれには熱回収(サーマルリサイクル)も含まれています。

サーマルリサイクルとは、ゴミを燃やして回収した熱を何らかの形で利用すること。日本ではリサイクルとして扱われていますが、海外では一般的ではありません。石油由来のプラスチックを燃やすことでCO2が排出され、地球温暖化につながるからです。

「熱回収を許容すれば『プラごみは燃やせばいい』ということになりかねない」、と専門家からは批判の声が上がっています。

日本では、有効利用されるプラスチックごみの57%が、熱回収の名のもと焼却されています(プラスチックのリサイクル 20のハテナ)。

来年開かれるG20サミットで、日本のサーマルリサイクルへの議論は避けられないでしょう。

この戦略案は、パブリックコメント(意見公募)を求めた上で、2019年1月に決定されます(日本経済新聞 Nov 2018)。

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