洗濯バサミとハンガーはステンレスに!プラスチックはボロボロ劣化

ステンレスのピンチハンガー

洗濯物を外に干すときに気をつけたいのが、洗濯バサミやハンガーの素材。

プラスチックだと使い続けるうちにポキっと折れたり、傷がついてボロボロになったりしませんか?

実はこれも、マイクロプラスチック問題と大きな関わりがあります。

解決のヒントと環境に配慮した使い方をお伝えします!

屋外使用はNG?プラスチックの洗濯バサミとハンガー

ボロボロになったプラスチックの洗濯バサミやハンガー。

その小さなかけらが自然の中に落ちています。つまり、マイクロプラスチックが発生しています

このマイクロプラスチック、自然の中で分解することはありません。数百年かけても消えず、一度散乱すると小さなごみとして残り続けます。

どうして?突然折れる洗濯バサミ

劣化してバラバラになったプラスチックの洗濯バサミ

プラスチックの洗濯バサミを使っていると、指で開いた途端にボロッと崩れるように割れることがありますよね。

一度ではなく、何度も経験している人も多いと思います。

こうした洗濯バサミの材質はポリプロピレンやポリエチレンがほとんど。安価で加工しやすいため、プラスチック製品でよく使われます。

ただ、こういったプラスチックは耐候性が低いので、すぐに劣化してしまいます。

洗濯バサミが劣化する4つの原因
  1. 太陽光の紫外線を長時間浴びる
  2. 雨水がかかる
  3. 酸素によって酸化反応が起こる
  4. 気温の変化に晒される

ハンガーなら風に煽られて、竿やハンガー同士が擦れて劣化することも考えられます。

劣化を防ぐため、プラスチック材料の中に紫外線吸収剤や酸化防止剤といった添加剤が大量に使われています

ただ、このような添加剤は時間が経過すると抜けていきます。

その結果、やがて劣化してボロボロに崩れ、マイクロプラスチックとなって知らぬ間に地面に落ちているんです。

プラスチックの洗濯バサミ・ハンガーの主な材質

よく見るタイプの材質をまとめてみました。

材質特徴
ポリプロピレン(PP)耐候性が低く、使い続けるうちにボロボロになる。紫外線吸収剤酸化防止剤を使って劣化を防いでいる。
ポリエチレン(PE)ポリプロピレンと同様に耐候性が低い。針金ハンガーの皮膜としても使われている。
ポリカーボネート(PC)耐衝撃性があり、紫外線にも強い。ただ、原材料にBPA(ビスフェノールA)を使っているポリカーボネート樹脂技術研究会
ポリエチレン皮膜で覆われた針金ハンガー
ポリエチレン皮膜で覆われた針金ハンガー。一部が裂けています。
細かい傷がたくさんついたプラスチックのハンガー
劣化が進んで表面が白くなっているプラスチックのハンガー

一気に劣化する洗濯ハンガー(ピンチハンガー)

洗濯バサミがたくさん付いた「洗濯ハンガー(ピンチハンガー)」も例外ではありません。

筆者は過去にとあるブランドの洗濯ハンガー(ポリプロピレン)を使っていました。しかし、洗濯バサミをつなぐ部品が次々に割れ、使い物にならず捨ててしまいました。

苦情が殺到したのか、しばらくして改良版が発売されていました。今度はポリカーボネート製です。

当時はプラスチックの材質について無知だったため、この改良版を購入。丈夫ではあるものの、原材料がBPAであることを知って使用を控えるようになりました。

ポリカーボネートの洗濯バサミを使ったピンチハンガー
フレームはアルミですが、ピンチ部分はポリカーボネート

洗濯バサミ&ハンガーを脱プラ!環境に配慮する5つの方法

まずは少しずつプラスチックフリーにしていくこと。

今持っているプラスチック製のものも、環境に配慮した使い方に変えていきます!

①できる限りステンレスで統一する

ステンレスのハンガー

外で使う分だけでも、ステンレスに切り替えます。ステンレスなら熱や紫外線、雨にも負けません!

有害な物質も入っていないので、安心して長く使えます。

洗濯バサミなら1つ100円前後が相場です。

一気に変えることが難しい場合は、「今月は洗濯バサミ◯個」「来月はハンガー◯本」と無理なく切り替えるといいですね。

②プラスチックの洗濯バサミやハンガーは屋内で使う

「今持っているプラ製のものはどうする?」という問題が出てきます。

使い続ける場合は、できるだけ部屋の中で使うようにしてください。雨の日の洗濯や、クローゼット用にするのもいいですね。

抵抗がなければ、処分してしまうのも一つの方法です。

③外で使う場合は「濃い青」や「黒」のものを使う

よく見るプラスチックの洗濯バサミ
中央の濃い青の洗濯バサミは劣化スピードが緩やか

どうしても外で使う場合は、黒っぽい色のものを選んでください。

というのも、濃い青や黒といった暗い色ほど紫外線を吸収しやすく、そのぶん劣化しにくいからです。

反対に、白や水色は傷みが早い傾向があります。

④針金ハンガーはクリーニング店に返却する

ハンガーの返却を求めるクリニーング店の貼り紙
きれいなハンガーを返却すると、クリーニング代が値引きされることも!

クリーニングでもらったハンガーはお店に返却!ただしきれいな物に限ります。

店舗によっては数円が戻ってきますよ♪

返却することで新しいハンガーが使われずに済むメリットもあります。リユース(再利用)という形で、資源の有効活用にぜひ協力してみてください。

⑤ボロボロの洗濯バサミやハンガーは今すぐ処分する

傷だらけの洗濯バサミやハンガーを使っていたら、すぐに処分します

変色したり、形が反ったりしていたら劣化が始まっている証拠。

針金ハンガーも同様です。外側のポリエチレン皮膜は耐候性が低い素材。外で使い続けるとポロポロと剥がれ、マイクロプラスチックになります。

皮膜が剥がれそうなものは、ためらわず不燃物として処分してください

おすすめ!プラスチックフリーな洗濯バサミ&ハンガー

プラなし生活で実際に使っているものをご紹介します!どれも丈夫で、サビや変形とは無縁のアイテムです。

洗濯バサミ

ステンレスの洗濯バサミでタオルを物干し竿に固定
大木製作所 ステンレスピンチ

日当たりが良過ぎる南のベランダで使用。 プラスチック製の洗濯バサミは劣化がはやいのですが、このオールステンレス製の洗濯バサミは劣化もせず非常に良いです! また挟みやすさもバツグン。 小物干しも今はプラスチック製洗濯バサミがついているものを使っていますが、劣化したら必ず次は同じ大木製作所のオールステンレス製のものを購入しようと思います。 デザインも良く、リビングやキッチンにあってもおしゃれなところも◎です!

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布団バサミ

布団バサミって布団を干す様子
大木製作所 ステンレス製布団バサミ

プラスチックのものを使っていましたが、すぐに割れたりして買い替えを繰り返していました。
こちらの商品はとても丈夫でバネのところがバカになりません。しっかりとふとんを押さえつけてくれます。
多少重みがありますが、とても丁寧な作りで長く使えそうです。

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洗濯ハンガー(ピンチハンガー)

ステンレスのピンチハンガー
大木製作所 ステンレス製ピンチハンガー

今までのステンレス角ハンガーは知恵の輪のように絡み合って、かなりのストレスでした。
こちらの商品は本当に絡まない!しっかり洗濯物を掴んでくれるので安心感も抜群です!
高いですがかなりの年数使えると確信したのでいい買い物でした♬
サイズ違いで購入予定☆

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ハンガー

これまでは、プラスチック製のハンガーを使っていたのですが、見た目も悪いし、割れたりしていました。
これは、ステンレス製なので耐久性もあり、なによりオシャレです。
クローゼットの中でも幅をとらないので、気に入っています。
女性用のサイズ、男性用のサイズ、ともに綺麗にかけることができたので満足です。

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アルミ製のハンガー
無印良品 アルミ製ハンガーもおすすめ!

まとめ

洗濯物を干すという日常の何気ない一コマにも、プラスチック汚染につながるものが潜んでいます。

洗濯バサミやハンガーは、毎日の洗濯になくてはならないもの。

ボロボロになる前に、丈夫なステンレス製に切り替えることを強くおすすめします。