「メイソンジャー」で真空密閉!食品を長期保存する方法

脱気したメイソンジャー

前回に引き続き、メイソンジャーの使い方をご紹介!

Ballのメイソンジャーは、「脱気」という処理をすることで、常温で何ヶ月も保存しておくことができるんです。

おしゃれなガラス容器という印象が強いですが、本来の機能は「食品の長期保存」。

今回はトマトピューレを作って、煮沸消毒したメイソンジャーに保存してみました。

煮沸消毒・ジャーへの入れ方・脱気の方法をご紹介します!

メイソンジャーを脱気して長期保存する方法

STEP1. ジャーと蓋を煮沸消毒する

煮沸消毒は、瓶に詰める直前にやると雑菌が増えず安全です。

1. 鍋底にふきんを敷いて、メイソンジャーと内蓋・外蓋を置く。

2. 全体がかぶるくらいの水を入れ、火にかける。

メイソンジャーの煮沸消毒

3. 沸騰したら、そのまま5〜10分程度煮沸

4. トングを使ってメイソンジャーと内蓋・外蓋を取り出し、清潔なふきんの上で自然乾燥させる。(熱いので早く乾きます)

メイソンジャー自然乾燥

写真は口を上にしていますが、伏せて置いた方が水気が落ちやすく、ホコリなど入らないのでおすすめします。

STEP2. 食品をジャーに入れてしっかり蓋をする

1. 食品は熱いうちにジャーに詰める
2. ジャーの口から1〜2cmほどまで入れる。気泡ができないように丁寧に。

ジャーに食品を詰める

フチに食品が付いたら拭き取ってください

3. 内蓋・外蓋をしっかり締める。

蓋をしっかり閉める

STEP3. 鍋に戻して脱気する

1. ジャーをお湯の入った鍋に戻して加熱。

ジャーを鍋に戻す

※お湯は蓋がかぶる程度が理想ですが、無理な場合は蓋が出ていても大丈夫です。

2. トマトピューレの場合は25分間煮沸させる。

脱気する

食品によって煮沸時間が異なります。ジャム・ピクルス:煮沸後15分間

3. 煮沸後、火を止めてそのまま常温まで冷ます。放置!

※冷める間に内蓋がぺこん!とへこみます。

4. ジャーを取り出し、内蓋の中心がくぼんでいるか指で押して確認する。

※脱気前は、内蓋の中心を押すとペコペコとなります。脱気すると、へこんだ状態になってペコペコしません。

5. 外蓋も取ってみて、内蓋が外れないか確認する。

脱気チェック

※外れなければ真空状態になっているので脱気成功!外れたら、残念ですがまた煮沸消毒して脱気します。。

【トマトピューレの作り方はこちらの本を参考にしました!】

▼たくさんの保存食レシピが満載の本。作った後のほかの料理への活用方法も、とても参考になります。

逆さまに放置して脱気する方法も。ただし…

本やサイトによっては、ジャーを鍋から出して「逆さまに置いて放置する」方法を取っていることがあります。

Ballのメイソンジャーでこれをやると、逆さまにした途端に中身が隙間から吹き出てきます。内蓋と外蓋が別れているからだと思います。ご注意を!

ここでは、Ballの説明書に記載されている脱気方法を紹介しました。

▼この記事で使ったメイソンジャーはこちらです♪