「傘カバー」を持とう!使い捨てビニール袋より断然優秀、電車でも◎

傘カバーに入れた長傘

雨の日、店舗やビルの入り口に置いてある傘用のビニール袋。

1年間に消費される枚数を計算してみると、とんでもない数字が…。

そんな傘のビニール袋の必要性や疑問視する声、使い捨てない代替アイテムをお伝えします!

環境に配慮しながら雨の日をもっと快適に過ごせるようになりますよ♪

傘のビニール袋、その年間消費量は19億枚!?

店舗の入り口に置かれた傘用のビニール袋

傘を入れて、ふたたび傘を出したらポイ捨てされる傘のビニール袋。どのくらい日本で消費されているんでしょうか?

ここでは、雨の日に傘袋をよく見かけるスーパーマーケットに限定して計算してみました(デパートや小売店でも傘袋は見かけますが、今回は計算にはいれません)。

平日1日あたりの来客数を求めると約4000万人!

日本全国のスーパーマーケットの店舗数は22225店舗(統計・データでみるスーパーマーケット 「スーパーマーケット店舗数」)。

スーパーマーケットの来客数はどのくらいかというと、売り場面積によって来客数は異なります。

ある調査によれば、平日における1日の平均来客数は次のとおり(統計・データでみるスーパーマーケット 「1日の平均来客数」)。
(1)800㎡未満の面積では1287.6人
(2)800-1200㎡で1642.1人
(3)1200-1600㎡で1834.3人
(4)1600㎡以上で2382.1人
ーーーー(A)

全国のスーパーマーケットのうち、上記1〜4の売り場面積の割合は、かなりおおざっぱな計算になりますが都市圏と地方圏の平均をみると(統計・データでみるスーパーマーケット 「売場面積」)、
(1)800㎡未満が25.6%
(2) 800-1200㎡が26.8%
(3) 1200-1600㎡が19.5%
(4)1600㎡以上が28.1%

すると全国にある22225店舗のスーパーマーケットのうち、
(1)売り場面積が800m^2未満の店舗数は5689店舗
(2) 800-1200㎡が5956店舗
(3) 1200-1600㎡が4334店舗
(4)1600㎡以上が6245店舗
と計算できます。ーーーー(B)

上記の(A)に(B)を乗じると、各売り場面積の店舗における平日の来客数を(かなりおおざっぱですが)導き出せます。

全部合計すると、平日の1日あたりの来客数は全国で合計して約4000万人!(39,931,573人)

すべての来客者が雨の日に傘袋を使うと…約19億枚!

ではこの4000万人が雨の日に傘袋を利用するとしたらどうなるでしょうか…?

ここから複数の仮定を置きます。

雨の日にこの4000万人全員が傘を差してくると仮定し、さらに全員が傘袋を利用すると仮定します。雨が降ったら客足は減ると思いますが、平日のスーパーマーケットという日常的に行く場所なので、雨が降ってもスーパーマーケットに行くと仮定します。

日本は雨が多い地域もあれば少ない地域もあります。ここではおおざっぱに年間雨天日数の全国平均を47.6日とします(都道府県別統計とランキングで見る県民性「年間雨日数」)。

休日に雨が降ることもありますが、その確率はわからないのでここでは雨天日はぜんぶ平日と仮定します。

すると約4000万人(39,931,573人)×47.6日=約19億。

もし全員が傘袋を使うなら、年間に日本全国で19億枚の傘袋が消費されることになります。

仮に休日の雨天日が7日くらいとして平日の雨天日を40日とすれば、16億枚。

スーパーマーケットでも傘袋は用意しないところもありますし、この数値には不確かさが多いです。

しかし、この計算はスーパーマーケットだけに限定していて他の形態の店舗は考えていません。おそらく年間に少なくとも10億枚は消費していると思われます。

実際、とある1つの商業ビルだけで年間10万枚以上という報告もあります(ヒガノ株式会社 / レインカットECOの納入実績より)。

傘のビニール袋、みなさんどう感じてる?

傘をさして歩く女性たち

入り口に置いてあるとついつい手に取ってしまう傘のビニール袋。ないと困る人、使うことに抵抗を感じる人、意見は様々です。

傘のビニール袋は必要という声

人のものを盗むのは常識はずれな行動ですが、似たようなビニール傘なら間違って取り違えることは多々ありそうです。

そういうことを避けるために、傘立ては使わず袋を利用するんですね。

ずぶ濡れの傘を電車の中に持ち込むのは気が引けます。とはいえ、駅にまで傘のビニール袋を設置すると、とてつもない量のゴミが発生してしまいます。

折り畳み傘なら、家から持ってきた袋に包んでカバンにしまう、という人もいらっしゃいました。

このあと紹介しますが、長傘用の傘入れ売っていますよ♪

なるほど…。傘からポタポタと雫が落ちると床が濡れて滑りやすくなります。お客さんが転んで怪我でもしたら、お店側の責任にもなりかねませんよね。

傘のビニール袋に疑問をもつ声

雨の日お店の入口に傘を入れるビニール袋が置いてあります。
私は資源の無駄遣いだと思うので、脇のゴミ箱に捨てられているものを使います。
でも、私のように捨てられている袋に入れている人を見たことがありません。
次から次へと新しい袋に入れては捨てる、というのはもったいないと思います。

本当は袋自体要らないと思います。でも床が濡れて困るというのも分かります。
それならせめて私のように、捨てられている袋を使ってくれたらいいのにと思います。(以下省略)

出典:Yahoo知恵袋

毎回新しい袋を使い捨てするのは確かにもったいないです。使用済みから選んで使う、という考えは無駄を減らせるいいアイデアですよね。

雨の日にお店で貰う傘のビニール袋は最後どうなるのでしょうか?
雨の日にお店に行くと細長い傘用のビニールを入り口で貰いますよね。
何件もお店を見て回ると外に出る度に回収箱に入れて、別の店で新しいのを貰って、、、と沢山使うことになりますが、回収箱?ゴミ箱?に使った傘用のビニール袋が一杯になっているのを見ます。

あの傘用のビニール袋って最終的にどうなるのでしょうか?(以下省略)

出典:Yahoo知恵袋

ほぼ焼却されます。何かにリサイクルされて欲しいですが、使用済みの袋は濡れています。乾かす手間やコストを考えるとリサイクルは難しいです。

素朴な疑問ですよね。傘袋は1つあれば十分ですが、売り場にツイート内のような傘袋がもっと並べば認知度も上がりますよね。

「マイ傘カバー」を持とう!肩にかけれて持ち歩き便利♪

傘カバーをかけた長傘

傘袋の必要性は十分よく理解できます。でも毎回使い捨てするビニール袋である必要はないですよね。

傘袋に求めるのは、

  • 破れない、外れて落ちないこと
  • 雨水が漏れないこと
  • 傘をさっと出し入れできること
  • コンパクトに収納できること
  • 簡単に乾かせること

ここでは傘カバー「SUSU」を使ってみました!

雨水を瞬時に吸収!だけどマイクロファイバー

雨に打たれて濡れた傘

本降りの雨が一日中降り続いた日。びしょびしょの傘をSUSUに収納してみました。

傘袋に傘を収納する様子

カバーの入り口にはマイクロファイバーが縫い付けてあります。

ここを通すことで瞬時に吸水され、カバーの中がびしょ濡れになることはありません

カバーの下部分のファスナーを開いた様子

カバーの下部分にもマイクロファイバーが。上部で吸水できず落ちてきた雨水も、ここでしっかり吸い取られます。

様子を見るためにファスナーを開けていますが、使用時は閉じて使います。

傘を直立状態で1時間ほど置いてみました。普通のビニール袋だったら底に雨水が溜まりますが、SUSUは写真のように水滴すら垂れていませんでした

カバーのファスナーとホックを閉めた状態

ファスナーとホックを閉めるとこのような状態に。ビニール袋のように破れる心配もありません

肩かけできて電車やバスでも便利

傘をカバーに入れて肩にかける様子

太めの肩かけ紐が便利!電車やバスの中でも周囲の邪魔になりません。バランスも良く、傘が斜めに傾くこともありませんでした。

もちろん傘の出し入れもスムーズに行えます。

傘カバー上部の様子

カバーの入り口は紐でぎゅっと絞れるようになっています。ビニール袋のように、いつのまにかストンと抜け落ちる心配もありません

吊るして簡単に乾かせる

傘カバーを吊るして乾かしている様子

乾かすときは、水を吸ったマイクロファイバー部分を表に返して吊るしておくだけ。

お洗濯はマイクロファイバーの繊維が抜け落ちるのでお勧めできません。帰宅後はすぐにカバーを外して干すことで、嫌な臭いも防げますよ。

コンパクトに収納できる

使わないときはくるくる丸めてコンパクトに。最後はホックで止めます。

傘カバーを折りたたむ様子
完全に折りたたまれた傘カバー

このホック部分を止めて輪っかにすると、ちょっとしたところに引っ掛けておけます。

ホックを止めて輪っかを作った様子

実際に使ってみて、傘袋に求めるものは十分備えていると言えます!

折りたたみ傘用もあります!

折り畳み傘用のカバー

同じシリーズで折り畳み傘用もあります!ポケット付きです。

折り畳み傘用のカバーの内側

このようにファスナーで全面オープンにでき、乾かしやすい作りになっています。片面だけマイクロファイバーで覆われています。

入れるときに傘を一回転させて水を拭き取ると安心ですね。

折り畳み傘を傘カバーに入れた様子

私の傘は持ち手が飛び出してしまいました。また折り畳み傘の特性上、どうしても収納に時間がかかってしまいます。

ですが、コンパクトに持ち歩きできて、カバンに入れても濡れる心配がない点が素晴らしいです!

傘カバーもいろいろ!

◉SUSU 2本用

同じSUSUで長傘が2本入るタイプ。車のヘッドレストに取り付けることができ、車内を濡らすことなく収納できます。

◉NURENAI傘

ファスナーが全開できるタイプで、乾かしやすい作りになっています。より安定するようストラップの位置が改善されました。

◉チェーン付き折りたたみ傘用カバー

SUSUとほぼ同じですが、こちらはチェーン付きでカバンにぶら下げることができます。

まとめ

傘袋はどうしても必要なもの。だからこそ使い捨てない工夫が大切です。

近頃は傘を通すだけで水滴を落とせるECO商品も出てきています(レインカットECO, トッティ, すいとるクリーン)。

個人の努力だけでなく、こういった設備を企業側が積極的に導入していくことも求められます。

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