英・使い捨てプラスチック削減 学校へも拡大

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英国は、小・中・高等学校に対し、使い捨てプラスチックを排除していくための目標を2020年までに設定するよう求めました。

ハインズ教育長官は、使い捨てのストローや飲料容器、プラスチック製の袋、食品の包装をリサイクル可能な代替品に置き換えるよう、各学校長に指示。

同氏はまた、「廃棄プラスチックが環境や野生生物に被害を与えていることを生徒たちがわかっているか、教師たちは確認する必要がある」と述べました。

約1年前、教育長官に就任して最初に視察した学校でのこと。ハインズ氏はある生徒から「プラスチックが環境にもたらす悪影響を抑えるために、自分たちは何ができるのか」という質問をうけたことも明かしました。

ジョージハム小学校の取り組み

ジョージハム小学校(デボン州)は、環境保護団体であるSurfers Against Sewageによって、国内で初めてプラスチックフリーの認定を受けました。

この小学校では「最低3つの使い捨てプラをなくす」ことを目標の一つに設定。

使い捨てプラをなくす上で特に重要だったことは、「児童が飲む牛乳のパッケージを変える」こと。

これまで牛乳はリサイクル不可能なプラ容器に入れられ、一つずつプラ包装された使い捨てストローが付いていました。

サプライヤーとの協議の末、容器はリサイクル可能な素材に変更。さらに、児童は洗って何度も使えるガラス容器で飲むようになりました。

トーマス校長は、「児童たちはプラスチックフリーが実現できたことをとても喜んでいる。食堂ではラップをアルミホイルに置き換えるなど、比較的小さなことで学校でのプラスチック使用量を大幅に減らすことができた。小さな小学校だが、とても大きなことを成し遂げた」と語りました。

学校はサプライヤーに強く要求できる立場にあり、プラスチックの大量消費に大きな変化をもたらす可能性を秘めていると、ハインズ氏は見ています。

政府はジョージハム小学校の指導のもと、2022年までに全ての学校でプラスチック削減の取り組みを支援していく方針です。

若年者を巻き込んだ英国のプラスチック戦略

使い捨てプラスチックの使用を確実に減らしていくことは、社会の関心を捉えた重要かつタイムリーな話題であるとハインズ氏は認識しています。

英国の18〜24歳の68%が再利用可能なウォーターボトルを所持しており、全国平均の55%と比較すると若年者のプラスチック削減への関心が高いことがわかります。このことは、英国政府がすでに把握している事実です。

25年の環境計画のもと、2042年までに回避可能なプラスチック廃棄物を削減していくと明言した英国政府。

学校を通した取り組みで、若年者の意識がさらに高まっていくことを期待します(The Guardian Dec 2018)。

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