ラップなしでご飯を冷凍・解凍!プラフリーな5つの方法あります

クッキングシートで包んだご飯とガラスのタッパーに入れたご飯を冷凍している様子

できるだけラップを使わないようにしたいけど、「ご飯の冷凍だけはラップじゃないと無理!」と思っていませんか?

ここではラップなしで「ご飯を冷凍・解凍」する方法をたくさんご紹介します!

こんなにいろんなやり方があるんだと、目からウロコが落ちるはずですよ♪

ラップを使わないでご飯を冷凍・解凍するには?

タッパーだけで終わらない、プラなしアイデアをたくさん試してみました!

【①クッキングシート】もう保存容器すらやめます

まずはクッキングシート。保存容器いらずなお手軽方法です。

食品に直接触れるため、クッキングシートは無漂白タイプ・シリコン樹脂加工されたものをチョイス。

使い方はラップとほとんど同じ。簡単ですよ。

\ フッ素樹脂はプラスチック /

テフロンはプラスチック!鉄フライパンで料理をもっとおいしく安全に

まずクッキングシートにご飯を乗せます。

クッキングシートの上に乗せたご飯

クッキングシートを折りたたんでご飯を包みます。

ご飯をクッキングシートで包んでいる途中
ご飯をクッキングシートで包んで四角くまとまった様子

ご飯の熱で水滴がついてクッキングシートが若干ふやけますが、破れたり染み出ることはないです。このまま熱が取れるまで待ちます。

冷めたら冷凍庫へ!クッキングシートの端を下にして置くと開かず安心。

クッキングシートで包んだご飯を冷凍庫に入れた様子

こんな感じで四角く凍っています。

クッキングシートに包まれた凍ったご飯

このまま電子レンジ500Wで3分ほど温めます。熱々になりそうなのでお皿に乗せました。

クッキングシートに包んだご飯をお皿に乗せて電子レンジで温める様子

こちらも炊きたてのようなご飯に戻りました♪ くっつかず簡単に剥がれるので、ラップより扱いやすいです。

温まったご飯を箸でとる様子

クッキングシート自体はゴミになってしまいますが、いくつもガラスタッパーを用意できない場合は大きな助けになってくれそうです^^

クッキングシートまとめ
  • ラップと同じ感覚でかなり手軽。
  • 温めたあと手を汚さずおにぎりにできる
  • 重ねて置けるので、冷凍庫内で場所を取らない
  • 使い捨てを気にしなければ大量ストックも可能。(何度か洗って再利用もOK)

▼この記事で使ったクッキングシートはこちらです♪

【②ガラスのタッパー】ご飯の冷凍解凍を安心素材で♪

続いてはガラスのタッパーでご飯を冷凍・解凍する方法です。

ガラスは素材自体も安心、中身もよく見えて使いやすいですよ。

こちらはIWAKIの「パックぼうる」。

iwakiパックぼうる

1膳分のご飯にちょうどいい400mlタイプ。冷凍から電子レンジまで幅広く使えます。

注意点は詰めすぎないこと。

冷凍すると中身が膨張するため、みっちり詰めるとガラスが割れる恐れがあります。

できるだけガラスタッパーの中央に寄せるように入れればOKです。

ガラスタッパーにご飯を余裕を持ってつめた写真とぎっちり詰めた写真

ご飯が冷めたら蓋をして冷凍庫へ。

ご飯を入れたガラスタッパーを冷凍庫に入れた様子

カチコチに凍りました!ガラスにも問題なし。

ガラスタッパーに入った凍ったご飯

ここで電子レンジで温めていきます。冷凍で乾燥しているので、少しだけ水を振りかけます。

凍ったご飯にスプーンで水をかける様子

電子レンジにイン。蓋はプラスチックなので外しておきます。(蓋なしでもちゃんと中まで温まりますよ♪)

500Wで3分ほど加熱!

タッパーの蓋を外して電子レンジに入れた様子

出来上がり!パサつきもなく、ふっくらしたご飯に戻りました。ホワホワと湯気もたっています♪

ガラスタッパーでも何も問題ありませんでした。

電子レンジで温めたほかほかのご飯

ガラスタッパーまとめ
  • 冷凍、温め、食べるまでがガラスタッパー1つで済む。
  • かさばるので冷凍庫にある程度スペースが必要。
  • 大量ストックするには数がいる。コスト的にあまり向かない。
  • 少し余ったご飯を冷凍保存するのにちょうど良い。

▼この記事で使ったガラスタッパーはこちら♪

【③シリコーンのおにぎり型】ご飯専用だけどあると便利

市販のおにぎり型を使う方法も!

こちらはスケーターのおにぎりラップ。1個あたり1膳分のご飯(約150g)が入ります

おにぎりラップの外観
2個で1セット

素材はシリコーン。広げると複雑な切り込みがたくさん。

この切り込みのおかげで、詰めたご飯がスムーズに取り出せるんです。

おにぎりラップを広げた様子

それでは早速ご飯を詰めていきます。ちょうどよく詰めた感じですが、これでまだ80g。もっといけますね。

おにぎりラップにご飯を詰める様子

これで150g!パンパンで盛り上がっています。汗

いっぱいまで詰めた様子

閉じるとこんな感じに。ちょっと不恰好ですが、なんとか蓋のロックもできました。

おにぎりラップの蓋を閉じた様子

おにぎりとして食べるなら、ここで握って形を整えるといいですよ^^

おにぎりラップを握る様子

あとは冷凍庫へ!

おにぎりラップを冷凍する様子

食べるときは、そのままお皿に乗せて電子レンジで温めます。

おにぎりラップごと電子レンジで温める様子

600Wで3分加熱してみました。かなり厚みがありましたが、中までしっかり温まっています!

温まった冷凍ご飯

使い始めはシリコーンの臭いがしますが、食品までは染み付いていませんでした。

説明書には次のように書いてありました。

使い始めの頃はシリコン特有の臭いがすることがありますが、徐々に薄れていきます。衛生上の問題はありません。

もし気になる場合は型から外して別の袋でストックするのもいいですね。型からは簡単に取れますよ。

おにぎり型に凍ったご飯をお皿に出した様子

温めるときは表面に少しお水を垂らしてレンジで加熱。蓋はしなくても美味しくできました♪

温めた後の冷凍ご飯

シリコーンのおにぎりラップまとめ
  • 1膳分ずつコンパクトに保存できる。
  • 必要なだけ買い足しができる。価格的な負担も小さい
  • 使い始めのシリコーンの臭いが気になる。

▼この記事で使ったシリコーンのおにぎりラップはこちらです♪

【④長方形のシリコーン型】冷凍専用だけどたくさんストックOK

こちらはおかし作りなどに使われるシリコーン型。これでご飯の冷凍ブロックを作ります。

6つの長方形のくぼみがあるお菓子のシリコーン型

ブロック1個のサイズは縦9cm x 横5cm x 深さ4cmほど。ご飯1膳分(約150g)がなんとか入ります

シリコーン型を半分に切ってご飯を詰めた様子
扱いにくいのでハサミで半分に切りました

このままでは乾燥してしまうので、何か覆うものが必要

ここではクッキングシートをかぶせて輪ゴムで止めました。

型をクッキングシートで覆って輪ゴムで止めた様子
クッキングシートは洗って再利用!

さらにアルミホイルでカバーすると安心。(直にアルミホイルをかぶせるとご飯がくっついて剥がすのが大変)

クッキングシートの上からアルミホイルをかぶせた様子

冷凍庫へ!

型を冷凍庫に入れた様子

凍ったら型から取り外します。(入れっぱなしだと冷凍庫の場所を取るため)

凍ったご飯を型から外す様子
柔らかいシリコーンなので外しやすい

別の袋に移し替えます。ここではstasherのシリコーンバッグへ。このまま冷凍庫で保管しておきます♪

シリコーンの保存バッグに冷凍した3つのご飯を入れた様子
お持ちのジッパーバッグを使いまわしてもいいですね

解凍するときはお皿にそのまま入れて、電子レンジ600Wで3分加熱。

冷凍ご飯をお皿に移して電子レンジに入れた様子

分厚いブロックで解凍にムラができそうで心配でしたが、中までしっかり温まりました^^

最初に感じたシリコーンの臭いはご飯にまでは移っていませんでした。

加熱して出来上がったご飯

シリコーン型まとめ
  • 1膳分ずつたくさん小分けして作れる。
  • 適当なカバー移し替え用の袋が必要。
  • 使い始めのシリコーンの臭いが少し気になる。

▼この記事で使ったシリコーンの型、stasherの保存バッグはこちらです♪

【⑤濡れふきん】冷凍も解凍もこれ1つ!使い捨てなし

最後は「濡れふきん」!

どのご家庭にもあるふきん。新しいものを専用にして、ご飯の冷凍・温めができちゃいます^^

まずふきんを水でよく濡らして固く絞ります。

布巾を水で濡らすようす

ふきんの上にご飯を乗せて包みます。

濡らしたふきんの上に乗せたご飯
ふきんで包んだご飯

MEMO
ふきんは清潔なものを使ってください。古いとご飯に匂いが移ることがあります。

あとはそのまま冷凍庫に入れるだけ。

温めるときは、凍ったまま電子レンジで3分加熱してください。ほかほかでふっくらしたご飯が蘇りますよ♪

電子レンジで加熱した冷凍ご飯

ここでのポイントは乾燥せないこと。凍った状態ですぐ温めた方が美味しく出来上がります

使い終わったふきんは鍋で煮洗いすると衛生的です。

濡れふきんまとめ
  • 綿のふきんは簡単に手に入って、再利用できるのが嬉しい。
  • 洗濯物とは別に洗うなど、衛生的に気をつける手間がいる。
  • 重ねて置くと強力にくっ付いて剥がすのが大変(解決法は下記に説明あり)

▼動画でチェック!


https://youtu.be/xDcwGtJNX_M

\ 煮洗いの方法はこちら! /

食器洗いする女性スポンジじゃなくてもよくない?「食器洗い」をプラスチックフリーにする方法

濡れふきんでご飯をおいしく冷凍保存する4つのヒント

濡れふきんでのご飯の冷凍、あまり(というかほとんど)知られていません。

上手に冷凍するポイントをもう少し詳しく説明しますね。

よく濡らしたふきんを使う

布は包む前に水でよく濡らすこと。

十分に濡れていないと、温めた後にご飯が布にくっついてしまいます。

濡らした布と、乾いた布でどれだけ違うかやってみました。それぞれ同じ分量のご飯を包んで冷凍庫へ。凍ったら電子レンジで3分間温め、ご飯の状態をチェックしてみました。

\ 結果 /

濡らした布巾と乾いた布巾でご飯の保存状態を比較
左:濡らした布 右:乾いた布 濡らした方は全くご飯粒が付いていない。

濡らしたふきんは全くご飯がくっついていません。箸でも自然に取ることができます♪

食感も炊きたてのご飯のようで美味!布の水分が冷凍庫による乾燥を防いでくれます。

乾いたふきんはご飯がたくさんくっついてしまいました。

特に冷凍庫に置いた時に上になる面は剥がした時に次々と付いてきます。全体的に塊のようになってしまい、箸で取りづらい…。

反対に冷凍庫に接する面は乾燥がひどく、ボソボソとした食感になってしまいました。

MEMO
ふきんにたくさん米粒がついてしまったら、水を張ったボウルにしばらく浸けておくと簡単に取れます。

 普通のふきん、手ぬぐいがベスト

使う布は木綿のふきんや手ぬぐいが一番

試しに「綿のふきん」「びわこふきん」「ガーゼ」の3つで比較してみました。

普通の布巾、びわこふきん、ガーゼで包んだご飯
左から普通のふきん、びわこふきん、ガーゼ

どれも水でよく濡らして固く絞り、同じ分量のご飯を包んで冷凍後、電子レンジで加熱。保存状態が一番良かったのは…?

\ 結果 /

ご飯のくっつきがほとんどなかったのは普通のふきんとガーゼ。びわこふきんにはたくさんのご飯粒が付いてしまいました。

ガーゼに包んだご飯を温めた様子
普通のふきんやガーゼならご飯のくっつきなし!(写真はガーゼ)
びわこふきんにたくさんご飯粒が付いている様子
びわこふきんにはたくさんご飯粒が…

食感はどうでしょうか?

一番ふっくら、もちもち感があったのは普通のふきん!ガーゼでももちもちとした食感がありますが、少しだけ硬さを感じました。

びわこふきんはご飯が塊に…。食感もボソボソしていました。布自体の目が粗いため、ご飯が乾燥しやすいのが原因と考えられます。

\ びわこふきんは食器洗いにおすすめ! /

食器洗いする女性スポンジじゃなくてもよくない?「食器洗い」をプラスチックフリーにする方法

ワックスペーパーやクッキングシートを敷く

ワックスペーパーを敷いて冷凍する様子

包んだご飯の下にワックスペーパーやクッキングシートを敷いて冷凍庫に入れると、庫内へのくっつきを防げます。

水分のあるものを冷凍すると、霜がついて庫内にくっついてしまいます。

冷凍庫の中に霜が付いた様子

濡れふきんも同じように、冷凍すると全体に霜が付いて、取り出す時に苦労することも。

そこでワックスペーパーなどを下に敷いておくと楽に取り出せるんです

濡れふきんで包んだご飯を重ねて冷凍するときも同じ。そのままだと強力にくっついて大変です。

間にワックスペーパーを挟むといいですよ♪ ワックスペーパーは一度で捨てず、繰り返し使ってください。

ご飯を包んだ濡れ布巾同士がくっついている様子

ちなみに…ミツロウラップでも試してみましたが、効果なしでした。ミツロウラップも同じ布であるせいか、霜でくっついてしまいました。

何日も冷凍するときは保存バッグに入れる

3日以上冷凍する場合は、保存バッグに入れると美味さが長持ちします

おすすめの保存バッグは、stasherなどのシリコーン製のもの。洗って繰り返し使え、お料理や収納など幅広く活用できます。

ご飯の保存に使いやすいのはこちらのLサイズ。上下に重ねると4膳分くらい入りますよ♪ あらかじめ凍らせておくと入れやすいです。

濡れ布巾に包んだご飯をシリコーンのバッグに入れて冷凍した様子

▼この記事で使っているシリコーンバッグはこちらです♪

プラスチックフリーな保存容器と便利グッズ「保存容器」はガラス・ホーロー・ステンレス・シリコーンで脱プラ!

ご飯を美味しく冷凍・解凍するコツ

せっかくなら冷凍ご飯でも美味しくいただきたいもの。ちょっとしたことなので試してみる価値ありです^^

冷凍編

空っぽの冷凍庫

冷凍するときのポイントは次の3つ!

温かいうちに包む

ご飯はまだ熱いうちに蒸気と一緒に包むこと。

水分がたくさん含まれた温かい状態で冷凍することで、美味しさがそのままに。

冷めてしまうと水分が逃げてしまっているので、解凍するとパサパサになってしまいます。

とはいえ熱々のまま冷凍庫に入れると、他の食材が傷んでしまうのが心配。

冷凍庫へは粗熱が取れてから入れても大丈夫です^^

小分けしてふんわり詰める

ご飯を冷凍するときは、お茶碗1膳分を目安に小分けにします。

たくさんの量をまとめて冷凍すると、解凍したときにムラが出てしまいます。

詰めるときもできるだけ均一の厚さにすることもポイントです。

また、あまりぎゅうぎゅう固く詰めるとお米の粒が潰れてしまいます。

ふんわりと詰めて、包むときはなるべく空気が入らないようするといいですよ。

注意
ガラスタッパーはある程度余裕を残して入れてください。冷凍して中身が膨張すると割れる心配があります。

急速冷凍できればなお良し

もし急速冷凍機能があればぜひご飯の冷凍に使ってみてください。

急速冷凍することで水分が蒸発しにくく、より美味しさを保てますよ。

急速冷凍機能がなくても、金属のトレーでも通常より早く冷凍できます。

やり方は簡単で、金属トレーに包んだご飯を乗せるだけ。アルミホイルで包むとさらに効果的です。

解凍編

電子レンジのボタンを指で押そうとしているところ

解凍のポイントは次の3つ!

2段階で温める

ご飯がべちゃっとしてしまう場合、2段階で温めてみてください。

  1. 1膳分の冷凍ご飯をほぐせるくらいまで温めます。
  2. お茶碗などに移して、全体をほぐして水分を飛ばします。
  3. 最後に蓋をかぶせて(お皿でOK)、しっかり温まるまで加熱して完了。

自然解凍はNG

常温での自然解凍は電気を使わずエコですが、美味しさはあまり期待できません。

ご飯に含まれるデンプンは冷めると固まる性質があります。自然解凍してもふっくらとはなりにくいんです。

また、自然解凍する間に水分も蒸発してパサパサしやすくなります。

冷凍状態から一気に温めた方が美味しいですよ。(電子レンジの解凍機能も同じようなことになります)

MEMO
電子レンジ以外にも蒸し器やフライパンでも温めOK。フライパンは水を張って、容器に入れた冷凍ご飯を入れます。蓋をして強火で加熱。10〜15分くらいで温まります。

解凍したらすぐ食べる

冷凍ご飯は解凍したら時間をおかずに食べましょう。

ご飯は冷凍・解凍で水分が減って少し劣化しています。解凍して時間をあけてしまうとよりパサパサに。

再冷凍・再解凍を繰り返すとさらに美味しさが損なわれます。

冷凍・解凍は1回まで。解凍したら温かいうちに食べてくださいね。

プラ製ラップには添加剤がたくさん!不適切な焼却でダイオキシンも発生

健康のためにも、プラ製ラップを避けたい理由があります。

プラ製ラップの多くはポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル

ポリ塩化ビニル製のラップの成分表示

プラスチック製のラップの多くはポリ塩化ビニリデンポリ塩化ビニルでできています。

ポリ塩化ビニリデンは家庭用のラップに多く、よく知られいるク○ラップ、サ○ンラップもこれにあたります。

ポリ塩化ビニルはスーパーなどで生鮮食品の業務用包装によく使われています。

これらのラップには、柔らかく加工するため「可塑剤」という添加剤が大量に(5〜25%も!)入っています(食品安全委員会)。

MEMO
他にもポリエチレンやポリオフィレン製があります。これらは添加剤が使われておらず、比較的安心。ただし密着性が劣ります。

どんな添加剤が入ってる?食品への移行はある?

ラップで包んだご飯

これらのラップについて分析を行った調査によると、ポリ塩化ビニルのラップからは「アジピン酸エステル」と言う可塑剤が大量に検出されました(材質中の残存量14~38%!)。

ポリ塩化ビニリデンのラップからは「クエン酸エステル」「セバシン酸エステル」と言う可塑剤が検出されています(材質中の残存量3.9〜6.1%)(Kawamura et al. 1999)。

ラップで食品を包むことで、これらの添加剤が食品に移行することもわかっています(Saito et al. 2002, Goulas A. et.al. 2007)。

健康や環境への影響を考えると使わない方が無難

日常的に摂取するレベルの添加剤が健康に影響があるかどうか、よくわかっていません。

またゴミとして燃やす場合、ポリ塩化ビニルやポリ塩化ビニリデンは塩素を含むため、高温で焼却できる施設で適切に処理されないとダイオキシンが発生するリスクが増大します。

予防策としてラップの使用は最小限に控え、綿のふきんやミツロウラップ、プラ以外の保存容器を積極的に活用した方が安全と言えます。

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まとめ

いかがでしたか?

ラップ以外にもご飯を冷凍保存する方法は色々あります。

ここではクッキングシート、ガラスのタッパー、シリコーンのおにぎりラップ、濡れふきんを使った方法をご紹介しました。

もちろん電子レンジでの温めにも対応!クッキングシート以外は繰り返し使えるので経済的ですよね。

一番手軽でたくさんストックできるのはクッキングシート、かさばりますが管理のしやすさと素材の安心感はガラスタッパーです。

色々組み合わせてみるのもアリ。ぜひまずは家にあるものでチャレンジしてみてください!