バスルームや洗面台に、何個のプラスチック容器がありますか?シャンプー、ボディソープ、シェービングクリーム、洗顔フォーム、ハンドソープなどなど…人によってはもっとあるかもしれません。
固形石鹸が1つあれば、たくさんのプラスチック容器がバスルームや洗面台から無くなります。
ここでは固形石鹸のたくさんのメリットやおすすめ石鹸をお伝えします!小さくなった石鹸の使い道もわかるので、無駄なく使い切ることができますよ♪
▼固形石鹸の魅力、ゴミの量・コスパ(vs 液体石鹸)、おすすめ石鹸を動画でチェック!
https://youtu.be/JHqNXoJNUbk
なぜ固形石鹸?今も人気な3つの理由
固形石鹸にはボディソープのような液体石鹸にはないメリットがたくさん!そんな魅力が再確認されて、固形石鹸に切り替える人が増えています。
①液体石鹸より洗浄力が高く、きめ細やかな泡が作れる
固形石鹸は液体石鹸よりも洗浄力が優れています。
液体石鹸は液状を保つため、その大部分が水分。固形石鹸は水分量が少なく、石鹸成分が凝縮されているぶん洗浄力も高いんです。
洗浄力が高いと言っても、合成洗剤ほど洗いすぎないのがいいところ。肌の常在菌や適度な油分をキープしながら、汚れを優しく洗い流してくれます。
さらに固形石鹸はとてもきめ細かな泡が作れるため、毛穴の奥までしっかりと洗うことができます。ニキビや吹き出物のある肌にも安心ですね。
②成分がシンプル!ウイルスにも効果的
一般的に、固形石鹸は配合成分がシンプル。
余計なものを含まない固形石鹸は、天然油脂(植物性または動物性)に水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)を反応させてできる「脂肪酸ナトリウム(石鹸素地)」のみでできています。
店頭ではそんなナチュラルな固形石鹸よりも、たくさんの化学物質が入った液体石鹸がほとんど。ウイルス対策に合成界面活性剤を使ったハンドソープを使う人は多いですが、肌の弱い人は手荒れすることも珍しくありません。
しかし最近では、自然素材の石けんの方がウイルスを強力に破壊できることもわかってきています。
自然派石けんの界面活性剤は、たとえ低い濃度でもウイルスの棘(スパイクタンパク)に取り付き、スパイクを引き抜きます。スパイクを失ったウイルスは、正常な細胞に取り付いて体内に侵入することができなくなります。
その破壊力(ウイルスの不活性化)は合成界面活性剤の100〜1000倍!ウイルスに対して非常に大きな力が働くことが実験で明らかになっています。
参考 コロナにも?自然素材の石けんは合成洗剤の「1000倍のウイルス破壊力」Kodansha Bluebakcs
肌に優しく、しかもウイルスにも効果的なら言うことなしだと思いませんか?
③雑菌が繁殖しにくい
固形石鹸は衛生管理がしやすいのも魅力。
液体石鹸は大部分が水なので雑菌が繁殖しやすく、そのため合成保存料が入っているものが多いですよね。
中身を詰め替えてボトルを繰り返し使用する場合も、定期的に洗浄が必要。詰め替える前に中をよく乾かさないと、不衛生になってしまいます。
水分の少ない固形石鹸なら合成保存料に頼る必要もありません。簡単に乾くので雑菌が繁殖する心配も少ないです♪
【固形石けんはゴミが少ない!】固形石けんとボディソープ、洗顔フォーム、ハンドソープから出るゴミを徹底検証!
固形石鹸は、簡易包装されているものが多いですよね。プラスチックボトルやパックに入った液体石鹸に比べて、プラごみの量が少なくてすみます。
実際に出るゴミはどのくらい違うと思いますか?
固形石鹸(後述するマジックソープ)で洗顔・ボディソープ・ハンドソープを兼用した場合、140日間で紙ゴミ1枚。それぞれ専用の液体石鹸を使った場合、プラごみは合計で6個です(一人分)。
さらに家族4人だと、同じ140日間で固形石鹸なら紙ゴミ4枚ですみますが、専用の液体石鹸だとプラごみは合計28個にも上り、大きく差が広がります。
<詳細は以下のように詳しく検証しました>
特定の固形石鹸を洗顔・ボディソープ・ハンドソープとして兼用し、1日の使用量(重量)を測り、使い切るまでにかかる日数を出します。(★)
それに対して、特定の洗顔料・ボディソープ・ハンドソープの1日の使用量(重量)を測って、それぞれ使い切るまでにかかる日数を出します。
これによって、固形石鹸を使い切る(★)の期間に、特定の洗顔料・ボディソープ・ハンドソープが何個必要か、つまり何個のプラごみが出るのかがわかります。
- 固形石鹸はドクターブロナーの『マジックソープ(ソリッド)』
- 液体石鹸はボディソープ(hadakara)、洗顔フォーム(ビオレスキンケア洗顔料)、ハンドソープ(キュレル泡ハンドウォッシュ)
- 使用量は一人分とします。
【固形石鹸(マジックソープ)】
- 容量:140g
- 1日の使用量:約1g(1日2回の洗顔、1日1回の入浴時の体洗い、1日2回の手洗い)
- ゴミの数:紙の包装1枚
朝一番に石鹸の重量を測定。1日使用して、翌朝一番に再度重量を測定。前日の重量から引き算すると、1日の使用量は約1gでした。
未使用の状態で140gですので、1個で約140日もちます。ゴミは紙の包装が1枚。
【ボディソープ】
- 容量:440ml(詰め替えタイプ)
- 1日の使用量:約6ml(ワンプッシュ3mlを2プッシュ)
- ゴミの数:詰め替えパック1枚
一般的なポンプタイプのワンプッシュの量は3mlです(※)。1日の使用量を2プッシュで6mlとすると、1パックで約73日もちます。ゴミは詰め替えパック1枚。
※「調査!詰め替えボトル:ワンプッシュの量を知る」/ お風呂のソムリエSHOP から、一般的なボディソープのディスペンサーとほぼ同じ形状の「iremono wide」と「Pecolo」のワンプッシュの量を参考。
【洗顔フォーム】
- 容量:130g(チューブタイプ)
- 1日の使用量:約2g(1回1cmで1gを朝晩)
- ゴミの数:チューブとキャップ
一般的な洗顔フォームの使用量は1回1cmが目安。1cmで約1gです(※)。1日の使用量を朝晩2回で2gとすると、1本で約65日もちます。ゴミはチューブとキャップ1個ずつ。
※Yahoo知恵袋にて洗顔フォームの1回の使用量を調査し、最も多い回答を採用
【ハンドソープ】
- 容量:450ml(詰め替えタイプ)
- 1日の使用量:約4ml(ワンプッシュ1mlを1回あたり2プッシュ、1日2回手を洗う)
- ゴミの数:詰め替えボトル1本
実際のボトルでワンプッシュの量を計測すると約1mlでした。1回2プッシュで1日2回使った場合4mlなので、1本で約112日もちます。ゴミは詰め替えボトル1本。
ということは…
固形石鹸(マジックソープ)を1つ使い切った時に出るゴミは紙1枚。その140日の間に液体石鹸を使っている誰かが出しているプラごみは合計6個!
その内訳は、
- ボディソープの詰め替えパック1枚
- 洗顔フォームのチューブとキャップそれぞれ2個の計4個
- ハンドソープの詰め替えボトル1本
ちなみに家族4人の場合、同じ140日間で考えると、固形石鹸なら紙ゴミ4枚に対して、液体石鹸だとプラごみはなんと合計28個!
その内訳は、
- ボディソープの詰め替えパック7枚
- 洗顔フォームのチューブとキャップそれぞれ8個の計16個
- ハンドソープの詰め替えボトル5本
しかも汚れていない紙ゴミなら地域によってはリサイクル可能。可燃ゴミはゼロになります。
一方、液体石鹸が入っていた詰め替えパックは、きれいに洗って乾かしてリサイクルに出してもほとんど焼却(熱回収)されてしまいます(プラスチック循環利用協会)。
固形石鹸でもプラ包装が多いですが、それでもプラごみの量としては固形石鹸の方が格段に少なくなります!
【固形石けんはコスパ最強!】固形石鹸とボディソープ、洗顔フォーム、ハンドソープにかかるコストは?
コスト的にも固形石鹸の方が断然お得!実際どのくらいコスパに優れているのか計算してみました。
結論から言うと、固形石鹸を洗顔・ボディソープ・ハンドソープに兼用した場合、1つ1210円のちょっと高価なマジックソープでも安い液体石鹸を買い揃えるより約1/2のコストで済みます。
1つ100円の安価な牛乳石鹸(赤箱・レギュラーサイズ)なら、液体石鹸の約1/20のコストで圧倒的に経済的!
<詳細は以下のように詳しく検証しました>
特定の固形石鹸を洗顔・ボディソープ・ハンドソープとして兼用し、1日の使用量(重量)を測定。一日いくら分になるのか計算します。
それに対して、特定の洗顔料・ボディソープ・ハンドソープの1日の使用量(重量)測定。それぞれ一日いくら分になるのか計算し、合算します。
両者を比較することで、固形石鹸がどのくらいお得かがわかります。
- 固形石鹸はドクターブロナーの『マジックソープ(ソリッド)』
- 液体石鹸はボディソープ(hadakara)、洗顔フォーム(ビオレスキンケア洗顔料)、ハンドソープ(キュレル泡ハンドウォッシュ)
- 使用量は一人分とします。
【固形石鹸(マジックソープ)】
- 容量:140g
- 価格:1210円
- 1日の使用量:約1g(1日2回の洗顔、1日1回の入浴時の体洗い、1日2回の手洗い)
1日の使用量を計測すると約1gでした。よって1日あたり約9円。
【ボディソープ】
- 容量:440ml(詰め替えタイプ)
- 価格:550円
- 1日の使用量(一人分):約6ml(ワンプッシュ3mlを2プッシュ)
一般的なポンプタイプのワンプッシュの量は3mlです(※)。1日の使用量を2プッシュで6mlとすると、1日あたり約7.5円。
※「調査!詰め替えボトル:ワンプッシュの量を知る」/ お風呂のソムリエSHOP から、一般的なボディソープのディスペンサーとほぼ同じ形状の「iremono wide」と「Pecolo」のワンプッシュの量を参考。
【洗顔フォーム】
- 容量:130g(チューブタイプ)
- 価格:350円
- 1日の使用量:約2g(1回1cmで1gを朝晩)
一般的な洗顔フォームの使用量は1回1cmが目安。1cmで約1gです(※)。1日の使用量を朝晩2回で2gとすると、1日あたり約5円。
※Yahoo知恵袋にて洗顔フォームの1回の使用量を調査し、最も多い回答を採用。
【ハンドソープ】
- 容量:450ml(詰め替えタイプ)
- 価格:640円
- 1日の使用量:約4ml(ワンプッシュ1mlを1回あたり2プッシュ、1日2回手を洗う)
実際のボトルでワンプッシュの量を計測すると約1mlでした。1回2プッシュで1日2回使った場合4mlなので、1日あたり約6円。
ということは…
それぞれの液体石鹸をあわせると1日約18.5円。一方マジックソープは1日9円!
ちょっと高価なマジックソープでも、安価な液体石鹸の約1/2のコストですむことになります。
1つ100円の安価な牛乳石鹸(赤箱・レギュラーサイズ100g)なら1日たったの1円。液体石鹸の約1/20のコストになります!
【おすすめ固形石鹸】洗顔・手洗い・ボディはもちろん髪にも優しい!
原材料がシンプルで、過剰に包装されていないものがベスト。ここでは5つのおすすめ石鹸をご紹介します♪
オリーブ油がベースの純石鹸『カスティール石鹸』
一般的にオリーブ油で作られたものを「カスティール石鹸」と呼びます。
商品としては『Aleppo(アレッポ)』が有名。原料はオリーブ油やローレル油、苛性ソーダ、水のみの純石鹸(無添加石鹸)です。髪も洗えるので全身これ1個でOK。しっとりするのでアトピーや敏感肌にもおすすめです。
▼この記事で使っているアレッポの石鹸はこちらです♪
フランス生まれの純石鹸『マルセイユ石鹸』
マルセイユ石鹸とは、フランスの伝統的な製法で作られた純石鹸のこと。
材料はオリーブ油(またはパーム油)、苛性ソーダ、塩、水のみ。もちろん顔や髪まで全身に使えます。
限られたメーカーでしか作られておらず、中には異なる材料や製法で作られた偽物もたくさん存在しています。本物かどうかは原材料を確認してみてください。
量り売りも!『LUSH』のプラスチックフリーな固形石鹸
完全にプラスチックフリーで石けんを買うなら『LUSH』がおすすめ!
LUSHはプラごみ問題にとても意識の高い企業の一つ。それを示す具体的な事例がたくさんあります。
- 一般社団法人「JEAN」と「国境なき海ごみキャンペーン」を実施。日本政府に対し、「海洋プラスチック憲章」に署名するよう働きかけている。
- 80店舗でゴミ拾い活動を実施。
- 容器はリサイクルプラスチックを使用。(新品のプラスチック不使用)
- 使用済みのLUSH商品の空き容器を回収し、再度容器としてリサイクル。
- 使用済みペットボトルのキャップを買い取り、自社のプラ容器の原料として活用。
- スタッフ全員が風呂敷でバッグを作れ、コンビニなどへの買い物に活用。
LUSHでは、裸(パッケージなし)で売られているアイテムを「ネイキッド」と呼んでいます。その一つが固形石鹸。
どの店頭でも石鹸を量り売りで買うことができ、自分で容器を持っていけば快くその中に商品を入れてもらえます♪
自分自身も普段から容器持参でお買い物しますが、お店の方に驚かれてしまうこともしばしば。その点LUSHではものすごく喜んでもらえるので、いつもハッピーな気持ちになるんです。
量り売りではない石鹸ももちろん裸。原材料などが書かれた簡単なシールが商品に貼ってあるだけの潔さ!
現在、ネイキッドシリーズはLUSH商品全体の6割!将来的には100%を目指しているそうですよ。楽しみですね♪
LUSHの石鹸は洗浄成分は全体の1/3ほど。残りはフルーツや花などの植物オイルや、カカオバターやハチミツといった自然由来の保湿成分で作られています。
ですので、自分好みの香りや使い心地で選べるのも大きな魅力。ネイキッドなので、その場で香りがわかるのも嬉しいですよね。
例えばこの『スノータフィー』。表面に見える黒いつぶつぶはドライフルーツ。肌の上で滑らせるとスクラブ効果があります。
フランキンセンス(フェアトレード)とベルガモットオイルが、どこかスパイシーで甘さのある香りで癒されます。
フランキンセンスには収れん作用があるせいか、洗ったあとに肌がキュッと引き締まった感じがありました。香りも1時間ほど肌にふんわりと残って、とてもリラックスできます。
石鹸の形も可愛らしく、バスタイムが楽しみになりました♪
\ LUSHは固形石鹸の宝庫 /
包装は紙だけ!全身使えるドクターブロナーの『マジックソープ』
ドクターブロナーのマジックソープは紙だけのシンプル包装!
天然由来成分100%で、オーガニック認証を受けたこだわりの原材料をフェアトレードで調達しているこだわりの石鹸です。
1つで洗顔、ボディソープ、シェービング、シャンプーに使えるので、ごちゃごちゃしがちなお風呂場や洗面所がすっきりと片付きます。
シャンプーする場合はよく濡らした地肌に直接擦りつけて泡だてます。洗い流すとキシキシするので、クエン酸リンスをするといいですよ♪
\ 石鹸でシャンプーするには? /
クエン酸リンスについては以下の記事に詳しく書いています。
シャンプーのプラごみを減らす!初めての「固形シャンプー」ガイド
マジックソープは浴室でも溶けにくいのが嬉しい!サステイナブルをうたう石鹸にはよくヤシ油が使われますが、ヤシ油はとても溶けやすい性質があります。
マジックソープにはフェアトレードのパーム油が使われており、ヤシ油の石鹸より溶けにくいんです。
また、エッセンシャルオイルの濃度が控えめなので、柔らかすぎないのも◎。香りは11種類あり、無香料の「ベビーマイルド」も人気です。
▼この記事で使っているマジックソープはこちらです♪
ちなみに家中のお掃除や食器洗いに便利な液体タイプもあります。容器はリサイクルプラスチック100%です。
紙パッケージ!『エティーク』のボディウォッシュバー
ニュージーランド生まれのエティークのボディ用固形石鹸。
全成分が天然由来。原材料の調達から製造までエシカルにこだわった石鹸です。
ハーブやフルーツのフレッシュな香りが魅力♪ 溶けやすいため、水切れのいいトレーをご使用ください。
\ エティークのシャンプーバーも人気! /
プラごみゼロ!ethique(エティーク)のシャンプーバーがすごい
赤ちゃんの肌も洗える、しっとり自然派石鹸『nico』
赤ちゃんの肌も優しく洗える、100%自然由来成分の石鹸。
最大の特徴は保湿力の高さ。
保水力の高いウチワサボテンエキスが配合されており、洗ったあとのツッパリ感がなくお肌しっとり!香りなどは一切なく、優しい泡としっとりした洗い上がりをシンプルに楽しめます。
ナチュラル系の石鹸は泡立ちにくいものが多いため、この石鹸にはナイロンの泡だてネットが付いてきます。
実際使ったところ、水と空気を手のひらでよく混ぜ合わせるようにすると、ネットなしでもちゃんと泡立ちますよ。
難しいようなら麻の石鹸袋をおすすめします。簡単に泡立って、そのまま体も洗えますよ♪
純石鹸、化粧石鹸、薬用石鹸って何が違うの?
固形石鹸には「純石鹸」「化粧石鹸」「薬用石鹸」の3タイプがあります。
純石鹸は石鹸成分が98%以上の無添加石鹸。残り2%は製造上どうしても取り除けない油分などで、合成界面活性剤や添加物は含まれていません。
アトピーや敏感肌であれば、シンプルな純石鹸が安心です。
化粧石鹸は石鹸成分が93%以上のもの。残り7%には添加物が含まれることもありますので、できるだけ天然成分でできたものを選ぶようにしてください。
洗顔に使用するなら保湿成分が入っているものがおすすめです♪
薬用石鹸は薬用成分が配合されたもので、「医薬部外品」の表示があります。主に肌荒れ防止や殺菌・消毒、消臭の働きを期待できます。
乾燥肌やニキビにおすすめですが、消炎・殺菌成分などの刺激が強い場合も。特定の肌トラブルがない人は、普通の石けんを使った方がいいです。
簡単に水切りできる、固形石鹸の置き方
石鹸を長持ちさせるには、よく水切りすることが大切。
清潔感をキープしつつ、手軽にお手入れできる水切りアイテムをご紹介します!
▼動画でサクッとチェック!
https://youtu.be/Sezy6VicN0c
ワイヤータイプの「ステンレストレー」
一般的な石鹸トレーなら、よく水が切れてお手入れしやすいものがベスト。
おすすめはワイヤー状のステンレストレーです。
溶けにくいタイプの石鹸でも、使った直後はどうしても溶けた石鹸や泡が流れ落ちてきます。ワイヤータイプなら石鹸と接する面積が少ないので水切れがよく、石鹸が長持ちします。
溶けた石鹸がワイヤーにこびりついても簡単に洗えますよ。
▼写真の商品はこちらですが、塩ビ(PVC)のケースが付いてきたためあまりおすすめはしません。ご参考までに。
「ヘチマスポンジ」をカットして石鹸置きに
通気性抜群のヘチマスポンジもおすすめ!
輪切りにするだけで石鹸トレーに早変わり。見た目もナチュラル感たっぷりで、どんな場所にも違和感なく馴染みます。
ただし、長く使っているとヘチマスポンジに黒カビがつくことがあります。時々洗ってよく乾かすか、黒カビが出たら寿命と思って新しいものと取り替えてください。
▼ヘチマたわしは無漂白がおすすめ
「ビール瓶の栓」を使った水切り
ビール瓶や、ガラス瓶入りの飲み物の蓋も利用できます!
使い方は簡単。蓋を石鹸にググッと押し込んで、蓋の方を下にして置くだけ。石鹸の下に隙間ができて、簡単に水が切れますよ。
ダルトンの石鹸ホルダーもこの方法と似ています。石鹸に押し込むのはマグネット。吸盤で浴室の壁に取り付けたホルダーの先端もマグネットになっているので、使い終わった石鹸がピタッと固定される仕組み。
直接触れるものがないので、水切り・乾燥が早くておすすめです♪
▼マグネットタイプの石鹸ホルダー
吊るして乾かす
浴室にかけるところがあれば、麻の石鹸袋に入れて吊るしておくと簡単。
石鹸袋はボディタオルにもなるので、そのままお湯で濡らして体を洗うことができます。
ただし柔らかい石鹸は不向き。乾く間に石鹸袋の中で溶けてしまうのでご注意を。
▼この記事で使っている石鹸袋(類似品)はこちらです♪
こちらの「マニマックソープ」もおすすめです!最初から石鹸本体に麻紐が通してあり、そのまま吊るすことができますよ♪
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コットンや麻の糸でソープホルダーも作れちゃいます!
作りかたはこちらのサイトを参考にしました♪
参考 せっけんぶら下げ袋の作り方♪手作り・キット・雑貨ブログ timatima-time
インスタグラムでも「ソープホルダー」と検索するとたくさんの種類が出てきます。個人のアカウントから購入できるものもありますよ。
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小さくなった固形石鹸の使い道
小さくなった石鹸ってどうしても使いにくいですよね。
石鹸が小さくなったら、ガラス瓶に入れてとっておいてください。最後まで使い切るヒントを3つご紹介します♪
①麻の石鹸袋に入れて無駄なく使い切る
小さくなった石鹸をまとめて石鹸袋に入れるとよく泡立ちます。
石鹸袋は自然素材の「麻」。小さな石鹸がよく泡立ち、このままお風呂でボディータオルとして使えます♪
使用後は風通しのいい場所に吊るしておくだけ。簡単で無駄がありませんね。
▼この記事で使っている石鹸袋(類似品)はこちらです♪
②食器洗いやキッチンのお掃除用にする
小さくなった石鹸は溶かして「プルプル石鹸」に!お掃除など幅広く使えますよ。
- 石鹸を小さくカットする。
- 蓋つきの空き瓶に入れ、お湯を注ぐ。
- 溶けるまで半日ほど置いておく。(急いでいるときはレンジで様子を見ながらチン)
今回は余った石鹸3つを包丁で小さくカット。瓶に移して100ccのお湯を注ぎました。
すぐには溶けないので、電子レンジで30秒ほどチンすると簡単です。
できたてはサラサラの石鹸水ですが、時間が経つとプルプルと弾力が出てきます。
綿のたわしに少量とって食器を洗ってみました。この通りちゃんと泡立って問題なく使えます!
コンロや換気扇についた油汚れもお掃除できます!
汚れにくるくると馴染ませて、濡らした布で拭き取るだけ。汚れが簡単に落ちますよ!
③芳香剤の代わりにする
小さくなった石鹸はガーゼに包んでクローゼットに。サシェ(香り袋)として使えます。瓶に入れて、蓋をせずに置いておくだけでもいい香り♪
まとめ
たくさんのメリットがある固形石鹸。
身の回りにはケミカルな液体石鹸が溢れていますが、シンプルな固形石鹸は肌に優しいのに洗浄力が高く、衛生管理もしやすいです。
液体石鹸1つと比べるとかなり高価な気がしますが、1つで顔・体・手・髪など全身洗えるのでコスト的にはとってもお得!さらに長持ちするのでプラごみの量もはるかに少なくなります。
ご紹介した石鹸を参考に、ぜひお気に入りを見つけてみてください♪