使い捨てのプラスチック製ボトルを禁止するマラソンイベントが、16日にロンドンで開催されます。参加するランナーたちは、ボトルの代わりに”Ooho”と呼ばれる袋に入った水で水分補給を行います。
このOohoは、海藻成分でできた透明な「膜」。水が入ると、プルプルとした透明なボールのようになります。
今回のハーフマラソンの給水所にはOohoが用意され、ランナーたちはOohoの膜を噛みちぎるか、そのまま丸ごと食べることで水分を取ります。
イギリス国内では、プラスチックごみ問題に目を向けたランニングイベントが各地で開催されています。今年ロンドンで行われたフルマラソンでは、堆肥化できるコップが使われたり、9万個のリサイクル可能なコップが給水所に用意されました。
Oohoを取り入れたマラソンなどのイベントも、この9月に各地で予定されています。
さらにロンドンでは、今年中に誰でも利用できる新しい給水所が最大20ヶ所設置される予定。使い捨てプラ削減への動きが高まっています(The Guardian Sep 2018)。