【レビュー】Life Factoryの「カフェキャップ」を使ってみました♪

Life Factoryのカフェボトルをもつ女性

Life Factory(ライフファクトリー)

2007年に、カリフォルニアで哺乳瓶メーカーとして誕生したLife Factory。
今や哺乳瓶だけにとどまらず、ウォーターボトルはもちろん、グラスや食品用の容器も展開しています。
「ガラスの本体と、個性的なデザインのスリーブ(カバー)」がトレードマーク。
その珍しさに、持っていると注目されるかも!

▼この記事で使っているLife Factoryのボトルはこちらです♪

【特徴①】 本体はガラス!純度の高いフランス産

Life Factoryのボトルは、フランス製の純度の高いガラスでできています。もちろん耐熱ガラスなので、熱い飲み物を入れてもOK!
ガラスのいいところは、「汚れやニオイ、傷がつきにくい」ことと「有害な化学物質を含まない」こと。プラスチックの容器とはみごとに正反対ですよね。

【特徴②】キャップ・スリーブの原料にもこだわり

キャップはプラスチックですが、有害なBPA(ビスフェノールA)・BPS(ビスフェノールS)、フタル酸エステルは一切使われていません。長く使っても、こういった成分が飲み物に溶け出す危険がありません。
ガラスを保護するスリーブは、医療グレードのシリコーン。とにかく原料の安全性にこだわっています。
ちなみに、キャップとスリーブはアメリカ製です。(商品にChinaの文字がどこにもない!)

【特徴③】飲み物やシーンに合わせたボトルとキャップ

ボトルは、「グラスボトル」と「カフェキャップ」の2種類。その違いは、スリーブとキャップにあります。
カフェボトルのスリーブは、より断熱性の高いポリウレタンを使用。キャップは、熱い飲み物が一気に出ない構造の「カフェキャップ」になります。
一方、グラスボトルのスリーブはシリコーン製で、デザインもカフェボトルと若干異なります。キャップは、シンプルな「クラシックキャップ」、スムージーなど粘土の高い飲み物に適した「フリップキャップ」、スポーツ時に使える「ストローキャップ」の3種類です。

ボトルシリーズキャップ・カラーの種類
グラスボトル
(350ml, 475ml)
【キャップ】
・クラシック キャップ
・フリップ キャップ
・アクティブ キャップ
【カラー】
350ml : 5種類(● and white)
475ml : 6種類(● ●  and white)
カフェキャップ
(350ml, 475ml)
【キャップ】
・カフェキャップ
【カラー】
8種類(● ●  ● ● 

【特徴④】リユース可能な商品デザイン

哺乳瓶メーカーとして誕生したLife Factory。
今回のボトルとは直接関係ないですが、このブランドの大事な思想としてちょっと紹介させてください!
Life Factoryの哺乳瓶は、用途を変えて長く使い続けられるんです。
「日本にもそういうマグあるよね?」と思いますが、ほぼプラスチックです。それに飲み物以外には使えません。

どんな風に使い続けるかというと…

  1. 赤ちゃん期:「シリコーン製の乳首」をつけて哺乳瓶として使う。
  2. 幼児期:「シッピーキャップ」をつけてボトルとして使う。
  3. 必要なくなったら:「フラットキャップ」をつけてガラス容器として使う。
Life Factory の様々な再利用方法

「専用の用途に縛られない、リユース可能なデザイン」ですよね!(筆者はこういうのが大好き)

【レビュー!】 Life Factory 「カフェキャップ」 (350ml)を使ってみました!

Life Factoryのカフェボトル

保冷・保温性能

熱湯と冷水を常温のボトルに入れ、2時間ごとに温度を測定してみました!量はどちらも300mlです。
(※季節や実際の使用条件によって変わりますので、あくまで目安と捉えてくださいね)

<熱湯の温度変化>

Life factoryの熱湯の温度変化

ガラスなので、90℃くらいの熱湯も注ぐとすぐ温度が下がり、他のレビューより低い温度でスタートしています。
温かさを感じる温度を50℃以上と考えると、保温は1時間程度。(室温25℃)

<冷水の温度変化>

Life factoryの冷水の温度変化

冷たさを感じる温度を15℃以下とすると、保冷は1時間程度。(室温23℃)

持ち運び・液漏れ

今回使ってみたボトルは「カフェキャップ」タイプ。
キャップの上部を押すと少しだけ飲み口が開きます。「ドバッ」と中身が出ないのが特徴です。

Life Factoryのフタ

さてこのカフェキャップ、どの程度の密閉性があるのかチェックしてみました。

①フタを閉めた状態で、ボトルを垂直・水平に30回ほど傾けてみると、少しずつ中身が漏れてきました。

Life Factoryのフタが漏れるかチェック

②今度はボトルを倒してコロコロと50回ほど回転させてみましたが、水漏れなしでした。
ということは、中身が勢いよくキャップに当たる①のような場面に弱い感じですね。

持ち運びについては、しっかりハンドルがついているのと、スリーブが滑りにくい素材なので安心感があります。
冷たい飲み物を入れるとスリーブがうっすら結露しましたが、滑ったりビチョビチョになったりはしませんでした!

Life Factoryカフェボトルのスリーブ

底の部分(スリーブ表面)は結露なし!

Life Factoryカフェボトルの裏側

ガラスなので重さもチェックしておきます。
スリーブの高さまで水を入れた状態(約330ml)だと、全体の重さは710g。ちょっと重さを感じるくらいで、持ち運びは全然余裕です♪
最初このボトルを見たとき、キャップに付いているハンドルは単なる意匠的なデザインなのかと思いましたが、ここでやっとわかりました。ハンドルにすることで負担がかからず楽に持てる
全てのキャップがハンドル付きなのも納得です。

使いやすさ

<ガラスだから飲み物を選びません>
ステンレスだと錆やニオイ移りが気になるところですが、ガラスはその心配がないのがいいところ。スポーツドリンクも躊躇なく入れることができます!
フタを外した時の本体の内径は5.3cm。氷が楽々入るサイズです。
今回はカフェオレを作ってボトルへ。コップからごくごく飲んでいるような不思議な感覚。いかにも「水筒」じゃないところがとても気に入りました♪

<洗いやすさは?>
スリーブの付け外しに苦戦しました。スリーブの隙間に指を引っ掛けて、ひたすら引っ張ったり回したり…。慣れるまでが大変かも。軽く洗うだけなら、毎回外す必要はないかな?と思います。
ちなみに、スリーブは食洗機不可です(縮みます)。

Life Factoryのカフェボトルのスリーブを外す

スリーブを外すとこんな感じです!(脱いだらすごい…じゃなくて意外と細身ですね。笑)

キャップの飲み口にパッキンが付いています。構造上分解できないので、外して洗うことはできません
その点がモヤッとする人は、シンプルな「クラシックキャップ」にするといいかも。(筆者は全く気にならないという…)

Life Factoryのフタの裏側のパッキン

まとめ

とっても個性的でかわいらしいLife Factoryのボトル。
ガラスなので断熱性はありませんが、材料の安全性はピカイチ

世の中の水筒は、保冷保温が当たり前。「ガラスのボトルなんて、そんなに使う場面ないでしょ?」と思うかもしれません。でも実際使ってみると、このナチュラル感がとても良い!
普通水筒には入れない牛乳や果汁100%のジュースなどを自由に注げる感覚は、「ある意味新しいな」と感じました。
鮮度が大切な飲み物を入れるときは、直射日光を避けると安心ですね。

▼この記事で使っているLife Factoryのボトルはこちらです♪