シャンプーやコンディショナーの容器も身近な使い捨てプラスチック。
詰め替えパックも一度中身を入れ替えたら最後。すぐにゴミになってしまいます。
シャンプーのプラごみを減らすなら、固形シャンプーにチェンジ!
固形シャンプーを使ったことのない人もすぐにわかるよう、メリットやデメリット、選び方をまとめました。
また、紙包装の固形シャンプーもたくさんご紹介しています。
レビューや口コミを参考に、ぜひ固形シャンプーにトライしてみてください♪
シャンプーのプラごみを減らすには?
プラごみのリサイクルは最終手段。まずは、プラごみを出さない(リデュースする)ことが重要です。
シャンプーのプラごみを減らすには、洗剤を一切使わない「湯シャン(お湯だけのシャンプー)」にするか、固形のシャンプーに切り替えること。
固形石鹸の多くは紙製の箱に入っています。ゴミになっても古紙として回収され、リサイクルへ。
仮にプラスチックのフィルム包装だったとしても、詰め替えパックに比べたらとても小さいですよね。
それに液体よりも長持ちするので、その分プラごみが出る頻度も減っていきます。
固形シャンプー(シャンプーバー)ってなに?石鹸シャンプー・固形石鹸との違い
固形シャンプー(シャンプーバー)とは、簡単にいうと水をほとんど使わずに固形にしたシャンプーのこと。
液体シャンプーはたくさんの水を入れることでサラサラの液体にしています。そうすることで泡立ちや使い勝手を良くしているんです。
反対に固形シャンプーに使われる水はごくわずか。洗浄成分や美容成分がギュギュッと濃縮されています。
固形シャンプーは大きくわけると次の2種類があります。
1つ目は石鹸素地で作られた、いわゆる石鹸シャンプー。
石鹸素地とは油脂と水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)または水酸化カリウム(苛性カリ)を原料とした石鹸の元になるもの。
石鹸シャンプーには固形と液体がありますが、石鹸素地に水酸化ナトリウムが使われると固形石鹸になります。(水酸化カリウムだと液体石鹸、というわけ)
基本的に純粋な石鹸なので、洗い上がりは髪がアルカリ性に傾いてキシキシ感が強く出ます。
滑らかに戻すために、クエン酸リンスが必ず必要。
質感をよくするため保湿剤などの添加物が配合されているものもあります。
もう1つは、石鹸素地を使わずに洗浄成分や美容成分を凝縮した固形シャンプーです。
成分は天然由来のオーガニック系のものが多いのが特徴。
合成界面活性剤ではなく、ココナッツオイルやトウモロコシから採れる自然の界面活性剤で皮脂や汚れを落とします。
比較的泡立ちがよく石鹸シャンプーのようなきしみも少ないため、初めての人にも使いやすいシャンプーです。
固形シャンプーのメリット・デメリット
液体シャンプーと比べて、固形シャンプーの持つメリット、デメリットをまとめてみました。
メリットはエコで髪や頭皮に優しいこと
液体タイプよりかなり少ない水で作れるため、水の節約に貢献できます。
よく考えると、水は自分の家の蛇口から出てきます。「はじめから商品に入れなくてもいいんじゃない?」って思いませんか?
固形シャンプーは包装が簡易的。
液体だとボトルや詰め替えパックが必要なところですが、固形にすると紙や小さなプラ袋だけで包めます。
プラごみがとっても少なくなるんです!
固形シャンプーは成分がシンプル。
純粋な石鹸素地や植物オイル、自然由来の美容成分などがメインです。
私個人の経験ですが、これまで市販の液体シャンプーで毎日髪を洗っていました。1日洗わなかっただけで頭皮がベタベタして痒くなるので、シャンプーは毎日欠かせませんでした。
でもこれは洗いすぎが原因で、皮脂が過剰に分泌されていたんです。
しばらく石鹸ベースのシャンプーに変えたところ、皮脂が落ち着いて毎日洗わなくても大丈夫な状態に。
今は固形シャンプーと湯シャンを交互にやっています。
デメリットは使い勝手
<石鹸シャンプー>
固形・液体にかかわらず、石鹸シャンプーの大部分は純粋な石鹸成分。
シャンプーのあと、髪がアルカリ性に傾いてキューティクルが開き、キシキシ感が強く出ます。 そのためクエン酸リンスが必須です。
固形の石鹸シャンプーは洗い方に慣れが必要。 普通の液体シャンプーと同じようにやってもなかなか泡立ちません。
間違ったやり方をすると、石鹸カスが残って髪がベタつくことも。
後述する「石鹸シャンプーにありがちな3つの失敗と解決策」に洗い方のポイントをまとめています。 参考にしてみてください♪
<石鹸素地なしの固形シャンプー>
一般的なシャンプーと比べて固形シャンプーは価格が高め。(もともとリッチなシャンプーを使っていればあまり気にならないかも)
家族みんなで使うとすぐに無くなってしまうので、コスト的に続けにくいというのが1番の難点。
もう少し手に取りやすい価格になってくれると最高です。
固形シャンプーの成分によっては溶けやすいものがります。
環境を考えたパーム油フリーのシャンプーにはよくヤシ油(ココナッツオイル)が使われますが、柔らかく溶けやすいです。
逆にパーム油の場合は硬めの石鹸になるため扱いやすくなります。
ヤシ油の石鹸なら、夏場は冷蔵庫で保管するなど何かしら対策がいります。
固形シャンプーの選び方
石鹸シャンプーか、美容成分ベースの固形シャンプーか、どちらを選べばいいのでしょうか?
髪質などでオススメが異なるので、ご自分に向いている方を選んでみてください。
固形の石鹸シャンプーがオススメな人
長く続けるには経済性も大事。
石鹸シャンプーは価格がとてもリーズナブル。安いもので100円、高いものでも1000円くらいで手に入ります。
液体よりも長持ちするので、節約に大きく役立ってくれますよ^^
石鹸シャンプーは頭皮がベタつく人にもオススメ。
石鹸成分が凝縮されているので、洗浄力は液体シャンプーに勝ります。しっかりめの整髪料もすっきりと洗い流せますよ。
シャンプーで頭皮に痒みが出る人は石鹸シャンプーに変えてみてください。
無添加の石鹸シャンプーは98%が石鹸素地。余計なものがほとんど入っていません。
ただし、十分に洗い流せていないと逆に地肌の乾燥を招いてしまいます。 すすぎは念入りに行ってくださいね。
石鹸素地なしの固形シャンプーがオススメな人
石鹸シャンプーは髪がアルカリ性に傾くことで、一次的にキューティクルが開きます。
この時ヘアカラーが抜けたり、パーマが緩んだりしやすくなります。 また、髪に残った石鹸カスでカラー剤やパーマ液が浸透しにくくなることも。
カラーやパーマをしている人は、石鹸素地なしの固形シャンプーを選んだほうが良さそうです。
石鹸シャンプーと比べ、保湿・美容成分が多く入っている固形シャンプー。
髪の悩みに合わせて選べる種類が多いのも特徴の一つです。
また、普段から髪のごわつきが気になっている場合、石鹸シャンプーだとより不快感が強まる可能性があるので注意して選んでください。
固形シャンプーにはハーブやエッセンシャルオイルが多く配合されています。
甘い香り、爽やかな香り、スパイシーな香りなどなど、香りでリラックス効果も得られますよ^^
ぜひ使ってみてほしい!プラフリーな人気の固形シャンプー
ここでは固形の石鹸シャンプー、石鹸素地なしの固形シャンプーに分けてご紹介♪ 役立つ口コミも集めました。
包装もなるべくプラスチックの少ないものを厳選していますよ。
固形の石鹸シャンプー
Dr.ブロナーのマジックソープ 。
包装は紙のみ!原料は天然由来成分100%。これ1つで全身洗える固形石鹸です。
オーガニック認証を受けた原料をフェアトレードで調達するエシカルな姿勢も評価できます。
始めは、娘から教えてもらい興味本位で5種類購入、初めて使ってビックリ、泡立ちが良くて洗い上がりがさっぱりしていてボディーソープのようなぬるつきがまったくない、感動です。もうボディーソープは使えない。常に3個はストックしています(^ ^)
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▼この記事で使っているマジックソープはこちらです♪
LALAHONEYは富山県生まれのコスメブランド。
天然植物油、富山湾海洋深層水が配合されていて、石油由来の合成原料は極力使わずに作られています。
また、作り方は伝統的なコールドプロセス。使用感を大切にした固形シャンプーです。
とても泡立ちが良く、ナチュラルな香り!
髪の毛や頭皮に優しい感じはするが、
コンディショナー使わないと髪の毛ゴアゴアになる。このシャンプーバーだけではさらさらにはならない。あと思っていたより少し小さかった。
厚紙のパッケージはとても可愛いが、このバーを覆っているプラスチックいらない。プラ容器使わないために上海バーを選んだので、おしい。
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イタリア産のオリーブオイルと有機栽培のハーブ、ナチュラルな精油でできたシャンプーバー。
髪や頭皮のお悩み別にピンキーウィートジャム・マンダリンシトラスソープ・ウインディベルガモットの3タイプが用意されています。優しい色彩のマーブル模様も素敵です!
購入は実店舗(長野県)またはメーカーサイトから。
石鹸素地なしの固形シャンプー
おなじみのスキンケア・ヘアケア、バスアイテムの有名ブランド。全国に展開しています。
シャンプーバーは石鹸成分と植物オイルがメインですが、ビビッドな色合いや香りを楽しむタイプには着色料や香料が使われています。
種類が豊富なので、髪質の悩みにあったものや好みの洗い上がりを求める人におすすめ。コンディショナーもあります。
包装されていないため、ネットで注文するより実店舗でパッケージフリーに買うといいですね!
▼この記事で使っているLUSHの石鹸(類似品)はこちらです♪
ハチミツの甘い香りとしっとりした洗い上がりが特徴の”Honey I washed my hair”を試してみました!
頭に数回くるくるとなで付けるだけで泡立ちは十分。洗い流すと髪がきしむので、クエン酸リンスをしました。
ドライヤーで乾かすとふんわりサラサラに!髪にはほのかに香りがつきます。
固形のシャンプーにはとても抵抗があったのですが 使ってみるとビックリ!くせ毛で広がるボアボアヘアだった私の髪が見事艶髪に変わりました。同じくくせ毛で悩む娘と二人で使用しています。半端ないくらいの泡で髪も地肌もさっぱりします。洗い上がりは少しキシキシしますが髪の毛の落ち着きには変えられません。
LUSH
ニュージーランドから日本上陸した固形シャンプー・コンディショナー「ethique(エティーク)」。
1つでなんとシャンプーボトル約3本分!種類もいろいろあり、髪質ごとにタイプ分けされています。
成分は自然由来のものばかり。原料の調達からエシカルな取り組みが行われています。
プラスチック包装もなし!紙の箱に入っていますよ。
これすごいです!
私はフケと乾燥で悩んでおり、髪の毛洗う時に毎回泡立たなくてなんでだろう?
と思ってました。
そしたら全てこのシャンプーバーが解決してくれましたよ!
私でもよく泡立つ!ことに感動し、これで洗った次の日からフケが出ないことに気付きました!
しかも地球に優しい。
これに出会えて良かった!
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\ エティークのレビューはこちら! /
プラごみゼロ!ethique(エティーク)のシャンプーバーがすごいココナッツオイルをベースにした全身に使えるシャンプーバー。紙で包装されています。
インドネシア産で、お土産に買う人も多いとか。
ココナッツの甘い香りとしっとりした洗い上がりが特徴です。
無香料のほか、バリの代表的な花やスパイス、ハーブなどを使ったものも。オレンジのエッセンシャルオイルを配合したシリーズが人気。
初めて購入してみました。泡立ちがとてもいいです。肌が弱く石鹸シャンプー派の私には、この泡立ちがとても使い心地の良いものとなっています。バニラに近い香りも癒し効果があり、とても気に入ってます。
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ニューイングランドに伝わる昔ながらの製法で作られたシャンプーバー。
包装は100%再生紙。動物性原料や合成界面活性剤、防腐剤など化学薬品フリーです。
全4種類あり、1つで一般的なシャンプー約2本分にあたります。
Ultra Balanced・ノーマルを使用したら
Herbal Formulaはしっとり系だと言う事が分かりました。
Ultra Balancedすっごくイイ♪♪♪
リン酢しても髪がふっくらツヤっツヤのサラサラ~。
頭皮がちっとも痒くありません。
すぐにリピしちゃいました。その時にノーマル・ダメージも購入!
ダメージはまだ使っていませんがノーマルも似たような仕上がり♪
このシリーズは頭皮がカサカサになりにくい所がいい。
Ultra Balancedは私にとってなくてはならない存在です^^
この子に出会ってからは液体シャンプーの出番がありません。
@cosme
ココナッツオイルをベースにした全身に使えるシャンプーバー。紙で包装されています。
インドネシア産で、お土産に買う人も多いとか。
ココナッツの甘い香りとしっとりした洗い上がりが特徴です。
無香料のほか、バリの代表的な花やスパイス、ハーブなどを使ったものも。オレンジのエッセンシャルオイルを配合したシリーズが人気。
初めて購入してみました。泡立ちがとてもいいです。肌が弱く石鹸シャンプー派の私には、この泡立ちがとても使い心地の良いものとなっています。バニラに近い香りも癒し効果があり、とても気に入ってます。
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植物性原料100%の固形シャンプー。
250mlの液体シャンプー2本分が凝縮されています。
髪や頭皮の悩み別に4種類が用意されています。握りやすいお花のような形もかわいいですね^^
リンスも要らなくて洗った時はきしむ感じなんですがドライヤーで乾かすと手触りがよくはりが出ます 二年前からリピートしています 毎月美容院に行っていますが髪の状態が良いと言われます 私の美容関係の友達二人にもプレゼントしたのですがいまでは二人共リピーターです
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固形だけど液体になる?石鹸シャンプー「ポルックス」
ポルックスは、一般的な液体シャンプーの3~4本分が1つになった石鹸シャンプー。
一般的な固形シャンプーとは少し違って、切り分けて水に溶かし、液体シャンプーとして使うタイプになります^^
ちなみに成分はパーム油、天然ミントオイルなど。余計な化学物質は一切入っていません。
使い方
ポルックスはそのままだと柔らかい石鹸です。適当な大きさに切って、水に溶かして液体にします。
箱のメモリに合わせて切り分けます。
300mlの水に溶かします。
容器は泡で出るタイプのボトルがオススメ!普通のシャンプーと同じ要領で使います。
洗ってみた感想
粘り気のないさらっとした液体。
そのまま泡立てるのは難しいので、泡が出るボトルを強くオススメします!
香料などは入っていないため、石鹸独特の油っぽいニオイがします。気になる人はエッセンシャルオイルを加えると良さそう。
泡切れがよく、さっぱりとした洗い上がりです!
きしみが気になったので、クエン酸リンスをするとサラサラになりました♪
コツは石鹸シャンプーを入念に洗い流すことと、クエン酸リンスを丁寧につけること。
<ポルックスユーザーの口コミ>
固形の石鹸で髪を洗うようになって5年以上経ちます。アマゾンで見かけてずっと気になていたポルックスを買ってみました。 1リットルの空きペットボトルに現品を計ってちょうど半分と水600ccを入れました。30度くらいの室内で一時間ちょっとで溶けました。 泡のハンドソープの空き容器にポルックスの希釈液を入れました。豊かな泡がスムーズに出ます。泡で出して使うほうが使い勝手が良いです。個人の責任で、希釈液に好みのアロマを数滴入れております。
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1度洗いでも泡立ちがよく、泡切れもよいので節水できると感じている。私は水に溶かさずそのまま濡れた髪につけてモクモクと泡立てています。自分でヘナで髪を染めるので、ヘナに反応しにくい自然なものをと思い、長く使っています。
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家族みんなで2年くらい使用しています。泡立ちいいし、匂いもミント系で爽やかです。スースーする感じはないです。石鹸シャンプーなのできしみはありますが、私は洗面器にお湯をはり、お酢をちょっと入れてリンスがわリに使用しています。髪はいつもサラサラです。
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石鹸シャンプーにありがちな3つの失敗と解決策!
合成洗剤の液体シャンプーから切り替えてすぐは、なかなか思い通りの洗い上がりにならないことも。
「ベタベタする」「髪がギシギシ」と感じる時は参考にしてみてください♪
Case1. 泡立たない
原因は頭皮や髪の汚れ。汚れが多いとなかなか泡立ちません。
シャンプーの前の乾いた髪をブラッシングして、お湯でよく洗い流してからシャンプーしてみてください。
また、合成洗剤のシャンプーから石鹸シャンプーに切り替えると、最初のうちはうまく泡立たないことがあります。
合成シャンプーには石油系界面活性剤、シリコーンなど様々な化学物質が含まれていて、髪や頭皮に残留します。実はこれも石鹸シャンプーにとっては「汚れ」。切り替えて1~2週間はなかなか泡立たず、石鹸シャンプーの使用量も多くなります。
ですが、徐々に残留成分が落ちていくので、少量でもよく泡立つようになってきます。
Case2. 髪がきしむ
原因は、キューティクルが開きっぱなしになっているから。
石鹸は弱アルカリ性で、シャンプーすることで髪のキューティクルが開きます。健康な髪だと自然に閉じるのですが、傷んでいると開きぱなしになって指通りがギシギシとします。
石鹸シャンプーのあとはクエン酸リンスをセットで行います。キューティクルが閉じて、スルスルの手触りになりますよ♪
- 水100mlにクエン酸10~12gの割合で溶かしたものを作っておく
- 洗面器いっぱいに張ったお湯に、おちょこ1杯程度のクエン酸リンスを入れる
- 髪全体に丁寧になじませ、最後はお湯で洗い流す
▼タオルドライ後に少量のホホバオイルやアルガンオイル、椿オイルなどを馴染ませるとツヤも出ますよ♪
Case3. 乾かしたあとベタつく
原因は、石鹸シャンプーがしっかり洗い流されていないから。
ベタベタとした脂ぎった感じは、石鹸カスが付いている証拠。すすぎが足りていないと石鹸が残ったままになり、この状態でクエン酸リンスをすると「酸性石鹸」、つまり石鹸カスになってしまうんです。 石鹸シャンプーを洗い流す際、ブラシを使って根元から毛先に向かって泡を落としてみてください。石鹸カスが綺麗に落ちますよ。
また、泡立たないままシャンプーを終了してしまうのもベタつきの原因。 泡立たないということは、汚れに対して石鹸が足りていない証拠。一度軽く洗い流して、再度シャンプーします。何度か繰り返すうちにしっかり泡立ってきますよ。
合成シャンプーから切り替えてすぐはなかなか泡立たず、ベタつくことが多いです。最初のうちは石鹸をたっぷり使ってしっかり泡立て、ブラシを使ってよく洗い流してください♪
シャンプーのプラごみ、リサイクルできればエコ?
使い終わったシャンプーボトルや詰め替えパック。
リサイクルするのもいいですが、プラごみを減らす一番の方法とは言えません。
というのも、今の日本のリサイクルでは元の容器に生まれ変わるのは難しく、ほとんどが工場のパレットや再生樹脂になります(日本容器包装リサイクル協会)。
それでも良さそうに思えますが、リサイクルするほどプラスチックの品質は落ちていきます。
品質的にこれ以上リサイクルできなくなると、最後はゴミとして燃やされるか埋め立てられます。
プラごみを減らすには、使い捨て商品を買わない・消費しないことをまず実践しないといけません。
詰め替えパックを売りたいメーカーのエコ戦略
シャンプーに限らず、洗剤商品にはたいてい詰め替えタイプが存在します。
これには、ボトルより詰め替えパックを売りたいメーカーの思惑もあります。
コストが安く、しかも「詰め替え時に溢れないように」という理由から容量を少なくし、利益率を上げる仕組みが取られています(lifehacker Mar 2013)。
さらに利益を上げるため、セットにして「エコで経済的!」と売り出します。
お店でも、「ボトルタイプが欲しいのに、詰め替えしかない…」ということがよくありますよね。お店側も詰め替えパックを売りたいからです。
「詰め替えはエコ!」と盛んにうたわれていますが、紛れもなく使い捨てプラスチックです。
手間やコスト、エネルギーのかかるリサイクルを経て最終的にゴミになることが本当のエコなのか、よく考えなくてはいけません。
まとめ
いかがでしたか?
ここでは固形シャンプーとはどんなものなのか、種類やその特徴をまとめました。
石鹸素地の有り無しで使用感がだいぶ変わってきます。
石鹸シャンプーに馴染みのある方なら固形の石鹸シャンプー、初めてトライするなら石鹸素地なしの固形シャンプーがおすすめです。
どちらにしても、液体シャンプーより包装が少なくて、成分も自然に近いものばかり。
ぜひ毎日の生活に取り入れてみてください!
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