ペットボトル入りの水を買うことは必ずしも安いとは限りません。1週間のうち1日に2本買ったら、1500円以上もかかります。環境にもよくありません。
今世界中で、どのくらいのペットボトルが消費されているか知っていますか?
1年間に4,800億本なので、1分間に100万本のペース(2016年時点)。今後もさらに増え続けると予想されています。
そんなペットボトルですが、欧米では使い捨てペットボトルはもうダサいという時代に突入しています。
今回はマイボトルをテーマに、「プラなし生活」オススメのマイボトルを紹介していきます!
ペットボトルをやめて、マイボトルを持つ3つの理由
1. ペットボトル飲料よりもお得・節約
150円のペットボトルを毎日1本買ったとすると、1ヶ月で4,500円。1本120円なら1ヶ月で3,600円です。ほぼ1ヶ月分で機能的でオシャレなマイボトルを購入できますよ。
マイボトルを1つ持って、他の大事なことに使った方が有意義。それに環境にも役立ってます。
2. オシャレなマイボトルを持ち歩くほうがかっこいい
一昔前のマイボトルといえば、「ザ・水筒」という感じのダサい水筒が多かったんです。でも最近はスタイリッシュな海外ブランドも入ってきて、日本メーカーも真似をしながら少しずつオシャレになっています。
使い捨てのペットボトルを持ち歩くより、ステンレスやガラスのボトルを持ち歩く方がオシャレでクールです♫オシャレなボトルは手にぶら下げていても格好いいですよ。
3. ペットボトルに含まれる化学物質の問題
ペットボトルが製造される過程で、たくさんの化学物質が使われます。
暑い夏やあったかい飲み物は、ペットボトルから有害な化学物質が浸み出す危険が高まるんです(詳しくは下記の記事も参考にしてください▼)。
ペットボトルの利用は減らしていった方が予防の意味でもグッドです。だからマイボトルもプラスチック製は避けて、ガラスやステンレス製のものがおすすめ!それにステンレスやガラス製のほうがプラスチックのボトルよりもぐっとオシャレ♫
スタイリッシュで機能的!プラなし生活おすすめマイボトル
機能的でデザイン性も高く、パーツが少なくて使いやすい!素敵なマイボトルを10個ご紹介します♪ プラなし生活で実際に使ってみてレビューしました。
まだまだ他にもステキなボトルがありますので、随時アップデートしていきます。これぞ!というボトルがございましたらぜひお知らせください!(情報求む)
Klean Kanteen(クリーン カンティーン)
カリフォルニア発祥のマイボトル、Klean Kanteen。プラスチックによる健康・環境問題を発端に誕生したブランドです。だから有害物質を使わないボトル作りがモットー。
カリフォルニアではこのボトルを持って歩いている人をよく見かけますよ♪
インスレートリフレクトボトル
オールステンレスのウォーターボトル。環境と健康、使いやすさにこだわって作れらました。おそらく市場に出回っているボトルでは唯一のプラスチックフリーなボトルです。
フタの先についた竹とパッキンのシリコーン以外はすべてステンレス。プラスチックは一切使われていません。
竹は持続可能な竹材。塗装もなし、ステンレスのボディがピカピカと魅力的。
本体とキャップのみというシンプルな作りで、お手入れがとても簡単です♪
細々したパッキンや取り外し式のパーツもなければ、大きな凹凸や細かい溝もないから、毎日使っても汚れが溜まりにくく、お手入れも簡単で清潔に使えます。
もちろん保冷もばっちり。インスレートリフレクトボトルの「インスレート」とは保冷・保温の意味です。冷たい飲み物を入れても結露しませんよ。
KleanKanteen公式サイトでは7℃を6時間キープとありますが、プラなし生活で保冷持続時間を実測しました。6℃の冷水400mlをボトルにいれて室温(25℃)において温度の変化をチェック。6時間後に8℃まで上昇しますが、冷たさを感じる温度を15℃すれば、少なくとも12時間は保冷効果が続きます。
フタも金属なので、開け閉めするときにちょっとだけキュッキュッって音がします。静かな図書館や会議室で頻繁に開け閉めすると周りが気にするかも?
でもそんなことより、フタの外側も内側もプラスチックじゃないボトルはこれだけですから、それだけでも十分に選ぶ価値があります。
▼この記事で使っているクリーンカンティーンのボトルはこちらです♪
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【No プラスチック!】「クリーンカンティーン」の冷んやり夏ボトル
クラシックボトル 18oz
ペットボトルと同じ感覚ならこれ。Klean Kanteenの定番中の定番ボトルです。
容量は532ml (18オンス)なので500mlとほぼ同じ。保冷機能はありませんが、フタもシンプル構造で洗いやすいのが特徴。
とにかく軽くて、保冷保温はないけど、超シンプルでかっこいいボトルが欲しい人はこれ!
▼この記事で使っているクリーンカンティーンのボトルはこちらです♪
ワイドインスレートボトル 12oz
広口タイプのマイボトル。
小ぶりな12oz(360ml)はタンブラーにぴったり。カフェキャップを取り付ければ片手でスムーズに飲めますよ。
「ダブルウォール真空断熱構造」で保温・保冷性能もバッチリ!
プラなし生活で保冷/保温の持続時間を実測。公式サイトでは保冷24時間とありますが、7℃の冷水(300ml)をボトルにいれて室温(25℃)においておくと、冷たさを感じる温度(15℃以下)を維持したのは10時間。一方、90℃の温水をボトルにいれて、温かさを感じる温度(50℃以上)をキープできたのは8時間でした。
カフェキャップは、中身が一気に出ないスリット構造なので、車の中や動きながら飲んでも安心です。逆に水をごくごくと勢いよく飲むには適さないです。ホットコーヒーや紅茶など熱い飲み物には最適♪
▼この記事で使っているクリーンカンティーンのボトルはこちらです♪
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【レビュー】Klean Kanteen /ワイドインスレートボトルを使ってみました♪
Hydro Flask(ハイドロ フラスク)
米・オレゴン州生まれのマイボトル。海外ではかなりメジャーな存在で、日本でも発売以来人気を博しています!
アメリカで有名な高級オーガニックスーパーのホールフーズではハイドロフラスクのコーナーがありますよ。
本体は、18/8ステンレス。フタはBPAフリーのポリプロプレンが使われています。
ハイドレーション・スタンダードマウス 18oz
スクリューキャップのマイボトル。一目瞭然ですが、やっぱり見た目がオシャレです!
カリフォルニアでも大人気のボトルで、このボトルを手にぶら下げている方をよく見かけます。たいていステッカーをいろいろ貼って個性をだしてます。
パーツが少ないのでお手入れが簡単!カラフルな色展開もとても魅了的です♪
ハイドロフラスクは全てのボトルで滑りにくい表面加工が施されているのも特徴の一つ。車の標準的なドリンクホルダーに収まりますよ♪
公式サイトでは保冷24時間とありますが、プラなし生活で保冷持続時間を実測しました。6℃の冷水(300ml)をボトルにいれて室温(25℃)において、冷たさを感じる温度(15℃以下)を維持したのは11時間でした。
落とすと(ぶつけた部分の)塗装がはげやすいので、よくボトルを落とすという方は、塗装なしの美しいピカピカボディのボトルがおすすめです▼。
▼この記事で使っているハイドロフラスクのボトルはこちらです♪
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話題のハイドロフラスク!人気の秘密が全部つまった夏ボトルはコレ
Coffee (コーヒー)16oz
広口タイプのマイボトル。
熱い飲み物にはフリップキャップがおすすめ。片手で開閉でき、タンブラー感覚で楽しめます♪ 液漏れを防ぐためにカチッとするまで閉めましょう。
キャップ自体の構造はとてもシンプルで洗いやすいです♪
コーヒーのドリッパーと内径がほぼ同じなので、コーヒーを直接入れることもできます。フタを外した時の本体の内径は5.5cmで、Klean Kanteenと同じ。
プラなし生活で保冷/保温の持続時間を実測。7℃の冷水(300ml)をボトルにいれて室温(23℃)においておくと、冷たさを感じる温度(15℃以下)を維持したのは8時間。一方、90℃の温水をボトルにいれて、温かさを感じる温度(50℃以上)をキープできたのは6時間でした。
保冷保温性能は、KleanKanteenよりも少し劣ります。温かい飲み物は、朝入れたら、お昼過ぎにはぬるくなるイメージ。冷たい飲み物は、もうちょい長い時間ひんやり感を楽しめそうです♪
▼この記事で使っているハイドロフラスクのボトルはこちらです♪
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【レビュー】 Hydro Flask 「Coffee」を使ってみました♪
ワイドマウスキッズ(子供用)
キッズ用のマイボトル。水筒の容量は12oz(354ml)。小さな子どもの手にもすっぽり収まる大きさです。
底の部分にはシリコーンカバー付きなので、落としても傷つきにくく、倒れにくいので安心です(子どもはよく水筒を落とす…)。さらに滑りにくくしっかり持つことができます!
飲み口は、ぴょこんと飛び出るフリップタイプのストロー。硬いプラスチックなので、柔らかいストローだと噛み潰してしまうお子さんにも安心して使えます。
フリップタイプのストローはきちんと占めていないと水漏れの原因になりますので、きちんとしめてください。
他のHydroFlaskの商品と同じく、二重断熱構造で保冷保温です。
▼この記事で使っているハイドロフラスクのボトルはこちらです♪
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Hydro Flaskのキュートなキッズ用ボトル♪デイリーに使える!
S’well(スウェル)
ニューヨーク生まれのS’well。増え続けるペットボトルの消費を減らすため、2010年に生まれました。
ファッション性の高いウォーターボトルとして海外セレブやモデルの間でも大人気です。
S’wellの特徴は、まずその形状と外見のデザインです。いわゆる「ザ・水筒」ではない、滑らかな流線が手のひらによくなじむ美しいデザイン。どこにおいてもサマになります。
本体は18/8ステンレス。フタはポリプロピレン、パッキンはシリコーンです。もちろん全てBPAフリー。
とにかくデザインのバリエーションが幅広く、どれも個性的!
美しいマイボトルをお探しの方はぜひ。
プラなし生活で保冷の持続時間を実測。6℃の冷水(400ml)をボトルにいれて室温(25℃)において、冷たさを感じる温度(15℃以下)を維持したのは12時間。公式の仕様では保冷・保温ともに6時間と短めですが、これは冷水8℃以下、お湯60℃以上というベストな状態を維持できる時間です。
▼この記事で使っているS’wellボトルはこちらです♪
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S’well(スウェル)ではじめる!おしゃれペットボトルなし生活
KINTO(キントー)
スタイリッシュな生活日用品を生み出す国内ブランド。自然素材を多く取り入れた商品は、どれも素敵なものばかりです。
トラベルタンブラー / デイオフタンブラー
愛用者の多いKINTOのマイボトル。
スクリューキャップですが、中身が一気に出ないスリット構造。一般的なタイプと違い少しずつ飲み物が出てくる安心設計。
車の中や動きながら飲んでも安心ですし、360°どこからでも飲めるのが便利!
フタと飲み口の2ヶ所にパッキンが付いていて、水漏れをしっかり防いでくれます。
中心部分がふさがっているので、フタを開けておいても温度が変わりにくいので、デスクでいちいちフタを開け閉めする必要がなく、マグ感覚で使えます。
海外ブランドよりパーツは多いですが、洗いやすいシンプルな構造も好感が持てます。
ころんとした丸さが可愛らしいデイオフタンブラーにはキャップに取っ手が付いており、さらに持ち運びに便利。色付きタイプのボトルは「パウダーコーティング」されているので少しザラつきがあり、滑りにくいです。
どちらも保冷・保温に優れ、国内メーカーの優秀さを実感します。
プラなし生活で保冷/保温の持続時間を実測。7℃の冷水(300ml)をボトルにいれて室温(23℃)においておくと、冷たさを感じる温度(15℃以下)を維持したのは12時間。一方、85℃の温水をボトルにいれて、温かさを感じる温度(50℃以上)をキープできたのは9時間でした。
本体の内径は6cmあり、コーヒードリッパー(カリタ101)が、ちょうどすっぽりと入ります!淹れたてコーヒーが楽しめます♪
▼この記事で使っているKINTOのボトルはこちらです♪
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【マイボトルレビュー】KINTOの「トラベルタンブラー」を使ってみました♪
保温性最強な魔法瓶・サーモス
水筒・魔法瓶の代表格であるサーモス。保温性と機能性は折り紙つきです。
ケータイマグ
海外からの旅行者がお土産として買うことも多いケータイマグ。保冷保温性能の高さは群を抜いています!むしろ保温は良すぎて熱くてしばらく飲めないくらい。
ワンアクションで開閉でき、飲み口も簡単に取り外しが可能。取り付けもワンタッチでできるため難しさがありません。
持ってみたらわかりますが、とにかく軽い!写真のシリーズで一番大きな600mlサイズで270g、350mlサイズは170gしかありません。
ロックリングが付いているので、カバンの中に入れて持ち歩いても、フタが勝手に開くことはありません。
パッキンは飲み口上部とキャップの内側に付いていて、しっかり液漏れを防いでいます。
でも考え抜かれているぶん構造は少々複雑。細かい隙間が洗いにくい、という面もあります。
プラなし生活で保冷/保温の持続時間を実測。7℃の冷水(300ml)をボトルにいれて室温(23℃)においておくと、冷たさを感じる温度(15℃以下)を維持したのは12時間以上。一方、85℃の温水をボトルにいれて、温かさを感じる温度(50℃以上)をキープできたのも12時間でした。
<飲みやすさはイマイチ>
保冷保温は超優秀ですが、優秀すぎて、熱くてずっと飲めない、という事態も発生します。さらに飲みやすさはイマイチ。本体がスリムなので、中身が少なくなるとかなり傾けないと出てきません。このとき、フタの付け根やフタの内側に鼻が当たってしまいます。
▼この記事で使っているサーモスのボトルはこちらです♪
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【レビュー】Thermosの「ケータイマグ」を使ってみました♪
LIFEFACTORY(ライフファクトリー)
カリフォルニアで哺乳瓶メーカーとして誕生したLife Factory。おしゃれなガラスのマイボトルです。
カフェキャップ
本体はMade in USAですが、ガラスは純度の高いフランス産。汚れや傷がつきにくく、長く使っても衛生的です
ガラスのいいところは、「汚れやニオイ、傷がつきにくい」ことと「有害な化学物質を含まない」こと。プラスチックの容器とはみごとに正反対。
キャップはプラスチックですが、有害なBPA(ビスフェノールA)・BPS(ビスフェノールS)、フタル酸エステルは一切使われていません。カフェボトルのガラスを保護するスリーブは断熱性を持たせるためにポリウレタン製。
キャップ一つのシンプルな構造で、片手でも開閉できます。
耐熱ガラスなので熱い飲み物を入れてもOKですが、保冷保温はまったくダメです。それでもガラスという身近な素材にあたたかみを感じますよ。
プラなし生活で保冷/保温の持続時間を実測。8℃の冷水(300ml)をボトルにいれて室温(23℃)においておくと、冷たさを感じる温度(15℃以下)を維持したのは1時間…。一方、75℃の温水をボトルにいれて、温かさを感じる温度(50℃以上)をキープできたのも1時間でした。
持ち運びについては、ハンドルがついているのと、スリーブが滑りにくい素材なので安心感があります。ガラスなので断熱性はありませんが、材料の安全性はピカイチ!ニオイ移りもまったくないですから、普通水筒には入れない牛乳や果汁100%のジュースなども自由に注げます。
▼この記事で使っているLife Factoryのボトルはこちらです♪
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【レビュー】Life Factoryの「カフェキャップ」を使ってみました♪
超ミニマムな水筒、POKETLE(ポケトル)
発売直後から大ヒットのポケトル!
一瞬で飲み終えてしまいそうな小ささですが、次のようなニーズにバシッとはまって大流行しています。
\ ポケトルが活躍するシーン /
- 散歩中や図書館など、近距離の外出先で軽くのどを潤したい
- ペットボトルを買っても飲み残してしまう
- 外出先でお薬を飲みたい
- マイボトルを持ち歩きたいけどバッグが小さい
こちらはPOKETLE+6(180ml)のシルバー。このほか120mlのシリーズもあります。
中身をいっぱいに入れても約350g!持ち運びに困ることはまずありません。
ポケトルは保冷保温もOK♪ 気温18℃なら4時間ほど冷たさ・温かさをキープできました。(90℃の熱湯は4時間後に56℃、6℃の冷水は4時間後に9℃に)
キャップ部分は断熱されていないので、真冬や真夏だと保冷保温時間はもっと短くなります。
氷は一般的な製氷機で作ったものなら無理なく入りますよ。
ポケトルはキャップと本体だけのシンプルなつくり。キャップの内側にパッキンが付いていますが、取り外しはできません。
入口の直径は約3.3cmと非常にスリム。洗う際は細いブラシでないと入りません。小さくカットしたセルローススポンジをステンレスの柄に付けるとGood!
長時間の外出や真夏の水分補給には向きませんが、2〜3時間のお出かけに気軽に持ち歩けるボトルです♪
▼この記事で使っているポケトルはこちらです♪
エシカルな水筒!タイガー魔法瓶の「カスタムボトル」
持続可能なものづくりから生まれた、タイガー魔法瓶の「カスタムボトル」。
専用サイトで自分好みにカスタマイズできるマイボトルです♪
特に注目すべき点はエシカルな要素が詰まっているところ!サステイナブルな「4つの約束」に基づき、人権・健康・環境に配慮した製品づくりが行われています。
タイガー魔法瓶の「4つの約束」
①Human Rights(脱・紛争鉱物)
紛争の資金源となる鉱物資源を使用しない。また15歳以下の労働者のいる企業とは取引をしない。
②Anti Pollution(脱・フッ素コート)
有機フッ素化合物の中には、過去に使用できたものでも今は国際条約で禁止されているものも。環境・健康への影響を考えて、全ボトルでフッ素コートを使わず、高い研磨技術で同等の性能を持たせています。
③Health Protection(脱・丸投げ生産)
年間約800万本のボトルを3つの自社工場で生産。使う人の健康を守るため、社員が厳しい基準で品質を管理。
④Sustainability(脱・プラスチックごみ)
日本国内で生産されるペットボトルは年間約252億本。マイボトルの普及を通じてプラスチックごみ削減を後押し。
さらに、売り上げの一部は国際NGO「WaterAid」に寄付されます。
カスタマイズできるパーツ
自分で選べる項目は3つ。全体で132通りのカスタマイズが可能です♪
容量:350ml、500ml、600ml
カラー:全11色。スペシャルラインとしてアーティストとのコラボデザインもあります♪
キャップ:スクリュー、ワンプッシュ(抗菌加工あり・なしが選べます)
こちらは500ml、ブルー(サンセット)、ワンプッシュせん(抗菌加工なし)にカスタマイズしたボトル。
全体的に細身でスッキリとした印象。
保冷も保温もバッチリ!500mlなら半日でも十分な保温性能です。
プッシュせんは飲み口とパッキンが取り外し可能。ワンタッチで着脱できます♪
本体の口の直径は約47mm。製氷機の氷も入りますよ。
ボトル用ブラシは細めのものがおすすめです。
折りたたみできる!stojoのボトル
stojo(ストージョ)のボトルは折りたたみ可能。
容量はしっかり590mlあって、500mlのペットボトル、カフェのベンティサイズ(LLサイズ)に相当します。
折りたたむとこんなにコンパクト!
【使い方】
1. 蓋を外す
2. ボトルの底を持って、反対側を引き上げるだけ!
折りたたむ時もはじめに蓋を外しておきます。
ちょっとコツがいりますが、使い慣れてくるとスムーズに折りたためるようになってきますよ。
こちらはスリーブがないので、熱々の飲み物は不向きです。
▶︎パッケージなし!紙のタグのみ
▶︎素材はシリコーンとポリプロピレン(FDA、LFGB認証)
本体は食品グレードのシリコーン、蓋はポリプロピレンです。食洗機にも対応。
▶︎コロンとかわいい、でも安定したフォルム
丸みを帯びた部分は硬くて安定感ありです!
▼この記事で使っているstojoはこちらです♪
飲みながら浄水!BRITAのfill & go
外にいながらいつでも美味しい水を飲めたらいいですよね。でもペットボトルはゴミも出るしお金もかかってしまいます。
BRITAのfill & goはカートリッジ付のマイボトル。
ボトルに水道水を入れ、飲み口にカートリッジをセットするだけで飲みながら水がろ過されます。
容量は600ml。蓋はポリプロピレン、本体はポリエチレン、シリコーンゴム、ポリプロピレン。高品質なBPAフリーな素材です。
ディスク状のカートリッジは直径5.5cm、薄さ6mm。
残留塩素など15種類もの不純物を除去。カルシウムやマグネシウムといったミネラル分はカートリッジを通り抜けるのでそのまま残ります。
カートリッジ1枚で約150Lを浄水可能!交換の目安は4週間に1回です。
使用前にボトルを食器洗い洗剤(石鹸)で洗浄。カートリッジはぬるま湯に1分くらい浸けると、余分な活性炭が落ち、水の通りもよくなります。
あとは飲み口にカートリッジをセットし、ボトルに水道水を入れて蓋をしめるだけ。
吸い口を引っ張ると水が出てきます。吸うことで水が出るので(一気に出ない安心感)、動きながらでも飲みやすい!
水の出が悪い時は吸い口の引き出しが甘いかも。回すように引き出してみてください。
水はしっかり浄水され、臭いも取れています。浄水前の水道水と飲み比べてみるとよくわかりました。
・水なら何を入れてもいいわけではなく、自治体が供給する水道水を入れる。
・特定の理由(免疫不全や乳児など)で水道水を煮沸するよう指導されている場合、BRITA使用時も煮沸した水道水を使う。
ランニングコストは1Lあたり約4.5円!ペットボトルを買うよりかなり経済的です。
ごみはカートリッジとそれを包む小さな袋のみ。プラごみも大きく減らせますね。
1週間に一度、カートリッジを5分ほど熱湯消毒すると衛生的。ボウルに熱湯を注ぎ、浮いてこないようにします。
水道水があればいつでもどこでも美味しい水が飲める画期的なマイボトル。外で中身が空っぽになってもこれなら平気ですよね。
アウトドアやスポーツ、オフィス、通勤通学(部活も)などいろんな場面で役立ちそうです。
簡単に洗えるボトルはこれ!小さいパーツはやっぱりストレス
もっともシンプルで洗いやすい!KleanKanteenの「インスレートリフレクトボトル」
ダントツで洗いやすいのはKleanKanteenの「インスレートリフレクトボトル」。
作りは本体とキャップだけ。取り外しが必要なパーツは一切なく、パッキンでさえキャップと一体化しています。
こちらはボトル洗い用のステンレスの柄に、セルロースのスポンジを取り付けたもの。スポンジは通常サイズを小さくカットしています。
細かい溝なども一切なく、とにかくストレスフリーに洗えます!
「KINTO」はパーツは多いがスムーズに洗える!
KINTOは広口なので、底の部分を洗うときにブラシが動かしやすく、隅々までしっかり洗えます。
パーツは飲み口とキャップ、細いリング状のパッキンが2つの合計4つ。
飲み口とキャップはサイズが比較的大きく、各所に溝があるものの幅が広いため、洗うのはそれほど苦になりません。
パッキンもいたってシンプル。取り外し、取り付けも簡単です♪
一番口が小さい「S’well」はブラシのサイズに注意
S’wellの飲み口の直径は33mm。細いブラシでないと入っていきません。
前述のステンレスのボトル洗いなら、スポンジを好きなサイズにカットして取り付けできるので便利。
このくらいの大きさにカットすると、スムーズに入り底までしっかり洗えますよ。
▼S’well専用のおしゃれなブラシも販売されています♪
当然キャップも小さいため扱いにくいです。ニオイや汚れが気になるときは、キャップとパッキンを重曹水につけて一晩おくと効果的。
サーモスの「ケータイマグ」は飲み口が厄介
サーモスの「ケータイマグ」は細かいパーツが多いところがちょっとストレス。
特に飲み口(写真右上)は隙間の奥までスポンジが届きにくく、茶渋がつきやすくなります。
こういった部分はブラシを使った方が良さそうです。
おすすめマイボトルTop3!
【1位】HydroFlaskのCoffee
\ 選んだ理由 /
- キャップがシンプルで洗いやすい
- 保冷保温の機能も十分
- 口が広いのでコーヒーが直接淹れられる
- 小ぶりで持ち運びやすい
- かわいい&クールなカラーが多い
夏も冬も関係なく、一年中使っています。
似たようなタイプにKlean Kanteenのワイドマウスがありますが、HydroFlaskの方がキャップの構造がシンプル。
毎日のボトル洗いを考えると、少しでも洗いものが楽な方がうれしいのでこちらを1位に選びました!
▼この記事で使っているハイドロフラスクのボトルはこちらです♪
【2位】KINTOのトラベルタンブラー
\ 選んだ理由 /
- 保冷保温の性能がかなりいい
- 飲み物が一気に出ないつくりで安心感がある
- 見た目がクールで大人っぽい
- パーツは多めだけど構造がシンプルで洗いやすい
こちらも年中よく使っているマイボトル。
保冷保温の性能は海外ブランドよりもかなり優秀。暑い夏やすごく寒い日に外出する時はとても心強いです。
飲み物が一気に出ない作りなので、車に乗っている時でもこぼれる心配がなく実用的。
スタイリッシュで大人っぽいデザインも素敵です♪
▼この記事で使っているKINTOのボトルはこちらです♪
【3位】Klean Kanteenのリフレクトインスレートボトル
\ 選んだ理由 /
- 完全プラスチックフリー
- 凹凸が少なく洗いやすい
- パーツがとにかく少ない
- 見た目がかっこいい
完全プラスチックフリーなマイボトルならこの1本!オールステンレスかと思いきや、トップが竹という意外な組み合わせがおしゃれ♪
夏は備長炭で浄水した水をたっぷり入れて持ち歩きます。見た目が本当に涼しげで夏にぴったりです。
▼この記事で使っているクリーンカンティーンのボトルはこちらです♪
どこでお水を給水する?
イギリスやアメリカなど欧米の駅や空港などの公共施設には、無料で利用できるウォーター・ステーション(給水所)がたくさんあります。ボトルを置くだけで冷たい水が注がれる仕組みです。
日本国内にもマイボトルに給水できる給水スポットがこれからたくさんできることが望まれますが、今現在はどこで給水できるでしょうか。特に夏場に外出しているときは水分補給が重要です。
自宅や職場の給水口から
朝出勤するときは自宅でマイボトルに水を詰めていきます。水道水そのままが気になるなら浄水器をつけます。水道に取り付けるカートリッジタイプの浄水器は楽で長持ちでオススメですが、備長炭でプラなしに浄水する方法もありますよ。
職場でも浄水器があればマイボトルに給水!水道水が気にならなければ(日本の水は安心して飲めます)そのまま水道水を。
駅や空港・市役所・公園などの公共施設で給水
都内の駅ではめっきり見なくなりましたが、ボタンを押して飲み水が噴水のように出てくるタイプの給水スポットは探すとあります。
ただ、マイボトルに給水するにはボトルを傾けないといけない&斜めにしていると満水になる前に水がでていってしまうため、ボトルを満タンにできないという不満があります。
国内の空港でもこのタイプの給水スポットはよく見かけます。空のボトルでセキュリティを通過したらすかさずボトルを給水。
市役所も探してみるとボトル用の給水コーナーがあるかもしれません。横浜市の市役所にはボトル用の給水コーナーがありました。
公園にもあるところはまだありますね。ただ夏場はぬるいのが気になります。。
鎌倉市は、市内の公共施設や駅などにウォーターサーバーを最大50カ所に設置すると発表しています(カナロコ 2020.2.3)。日本国内の給水スポットがもっと増えると良いですね。
コンビニも給水サーバーを設置してマイボトル詰め替えを数十円で販売すれば、ペットボトルで買うよりも安いのでマイボトルを持参する人も増え、集客アップが見込めそうです。
無印良品の給水機を利用する
無印良品では、2020年7月から店頭に給水機を設置。お買い物しなくても、誰でも無料で利用できます!
お水は常温水・冷水の2種類を用意。量も120ml, 180ml, 300mlの3種類から選べるようになっています。
導入されていない店舗もありますので、無印ネットストアの「店舗情報」、または無印良品の給水アプリから検索してみてください。
無印良品の「水」アプリ
無印良品の「水」アプリを使うと、次のようなことが一目でわかりますよ!
- 自身が行った給水量
- 削減できるPETボトルの廃棄量やCO2排出量
- 給水機を設置している無印良品店舗の位置情報
- 公共施設など都内約700箇所以上(予定)の給水スポット
スタバなどのコーヒーショップでついでにマイボトルに給水
コーヒーショップに寄ったついでにマイボトルに水を給水する方法もあります。
スタバでコーヒーを頼んだら、ついでにマイボトルを差し出し「ここにお水をいれてください」と笑顔で頼めば、スタッフは笑顔で新鮮なお水を入れてくれますよ。
お水がセルフのところでは、そこでもボトルに給水。場合によってはスタッフに一声掛けましょう。
デパートなどで給水スポットを探す
大手デパートの休憩所やトイレの付近に給水ステーションがあったりします。給水所の水は冷却されているものが多く、夏場はひんやりしていいです。
新宿伊勢丹の給水ステーションはマイボトルNGでした。備え付けの紙カップのみ。
旅先の旅館で給水
旅館やホテルに泊まったとき、スタッフに頼めば快くマイボトルにお水を入れてくれます。大浴場にも水飲み場がありますよね。そこでもすかさずボトルに給水です。
アプリやマップで給水スポットを探す
mymizu
最寄りの給水ステーション・水飲み場を簡単に手っ取り早く探す方法は給水アプリを使うことです。
おすすめは無料で使えるアプリmymizuです。アンドロイドとiPhoneに対応。
mymizuは国内初の給水アプリ。どこにいても近くにある給水ステーションを地図で教えてくれます。東京オリンピックに向けてサービス拡大中です。
Refill Japan
国内の給水スポットを探せるRefill Japanの給水スポットマップ。
Refill Japanの運営団体「水Do!ネットワーク」は、全国に給水スポットを広げるための活動を行なっています。
店舗で無料給水に協力したい場合、事務局へ連絡するとマップへの掲載とステッカーを付与してもらえます。
マイボトルスポットMAP
関西地域限定の『マイボトルスポットMAP』。
サイトではマイボトル持参OKのコーヒーショップが数多く登録されています。割引サービスもわかりますよ。
店舗だけでなく無料の給水スポット(公共施設など)の登録もできますので、ご存知であれば積極的に登録してみてください!
ペットボトルのリサイクル率ってどのくらい…?
ペットボトルの材料であるPET(ポリエチレンテレフタレート)は、プラスチックの中でも簡単にリサイクルできる素材の1つです。
そんなPETでさえ、世界中でリサイクル用に回収されたのは半分以下で、新しいボトルに生まれ変わったのはわずか7%(The Guardian)。
多くがリサイクルに回されず埋め立て処理されたり、ポイ捨てされたり、一部は海に流れ出たりしているんです。
高いリサイクル率のカラクリ
日本のペットボトルリサイクル率は2018年で84.6%(ペットボトルリサイクル推進協会)。でも、そのうち約4割は海外に輸出して、輸出先でリサイクルしています。国内の純粋なPETのリサイクル率は6割ほど。
さらにペットボトルから再びペットボトルに生まれ変わることは少なく、実際何に再利用されているかというと、繊維や成形品など。いわゆる「ダウンサイクリング」がほとんどです。
ダウンサイクリングとは、もとの製品よりも品質が低下するような製品に作り変えること(アジア太平洋資料センター 2019)。プラスチックはリサイクルの度に劣化していくため、品質も落ちていきます。それ以上リサイクルできず、最終的に廃棄処理されます。
わたしたちが今すぐできること
世界の大手飲料メーカーも色々と対策を考えていますが、まだまだ時間がかかります。
私たちは、ただ待ってるだけでいいんでしょうか…?答えはもちろんNo!
ペットボトルのゴミをなくすために、一番「確実」で「早く」結果が出る方法って?
そう、「ペットボトルを消費しない」こと。マイボトル(水筒)を使うことです。
まとめ
魅力いっぱいのマイボトル!
150円のペットボトルを毎日1本買うと、月に4,500円が飛んでいき、30本のペットボトルがゴミに。1年間と考えるととんでもない数になります。
そんな使い捨てはもう終わり!これぞというオシャレでお気に入りのマイボトルを1つ持ってみます。
お金はもっと大切なことに使えるし、簡単にゴミを出さない人の方がかっこいい時代です♫