プラなし生活が1冊の本に!「暮らしの図鑑 エコな毎日」(翔泳社)

暮らしの図鑑 エコな毎日

プラなし生活のブログが本になりました!

2018年からスタートしたプラなし生活。

ブログやSNSでコツコツと発信してきた脱プラのアイデアを、1冊の本として出版させて頂く事になりました!

翔泳社の「暮らしの図鑑」というシリーズ本で、今回「エコな毎日 プラスチックを減らすアイデア75」というテーマで書かせて頂きました。

【PART1】
おうちで減らせるプラスチック
(キッチン、掃除、洗濯、トイレ、洗面所・お風呂、衣類、文具、子供、リビング・寝室)
【PART2】
外出先・買い物で減らせるプラスチック
【PART3】
プラなしを楽しむための基礎知識ープラスチックに溺れるー

PART1、PART2はプラスチックを減らす75のアイデアを詳しく、写真もたくさん詰め込んでいます。

PART3はどうしてプラスチックが問題なのか、環境問題や健康への影響を基礎から学べる内容になっています。

本の目次

そのほか、気になるコラムも満載!

・取り組みやすさを初級・中級・上級でまとめた「レベル別INDEX」
・無理なくプラなしを続けるためのQ&A
・多用途なアイテムの使い方
・プラスチック削減に取り組むパイオニア企業(お話を伺いました)

私たちが実際に試してきたこと、感じてきたことが全てのベースになっています。

オールカラーで写真もたくさん、情報もギュギュッと詰め込んで、まさに「図鑑」のような感じで楽しく読んで頂けると思います。

ぜひ手にとって頂けたら嬉しいです!

こだわりポイント

①「今すぐできること」をメインに楽しく・わかりやすく紹介

どんなに小さなことでも続けていけば大きな変化が生まれます。

この本ではそんな変化を感じてもらえるよう、使い方・作り方までできるだけ詳しく紹介し、実践しやすい形にしています

また、目次もPART1は家の中、PART2は外出先、と分けてイメージしやすくしています。

特にPART1 では家事の多くを費やすキッチンや掃除といった関心の高いテーマを最初に持ってきました。

とにかく「楽しそう」「使ってみたい」「これならできそう」という気持ちを大事にしたいので、実践的な内容をPART1,2に、より深く問題の背景を知りたい方のために最後にPART3を配置しています。

②信頼できる参考文献を積極的に引用

根拠となる文献はなるべく多く、信頼できるものを引用しました

特にプラスチック問題の基礎知識(PART3)では、きちんとした科学データをもとに「なぜプラスチックが問題か?」「どうやったら解決できるのか?」を簡潔にまとめました。

英語で書かれた科学論文も多く、情報として信頼できる本になっています。

③企業へのインタビューも掲載

私たちプラなし生活のサイトからの情報だけに止まらず、プラスチック問題についてより多角的な視点を取り入れるため、先駆的な取り組みを行う企業へのインタビューも掲載しています。

これならすぐ実践できる!ベスト3

この本では多岐にわたって身の回りのプラごみを減らす方法を紹介していますが、中でも特に簡単にできることをここで挙げてみます!

【1位】ボディソープやハンドソープを固形石鹸にする

石けんをもってシャワーを浴びる女性

どのご家庭にもあるボディソープやハンドソープ。

固形石鹸にするだけでプラごみが最小限に。また、肌に優しいのに洗浄力が高く、長持ちしてお財布にも優しい!

石けんをもってシャワーを浴びる女性 コスパ最強の固形石鹸でプラごみ大幅カット!液体石けんにさよなら

【2位】洗濯バサミやハンガーをステンレス製にする

ステンレスの洗濯バサミでタオルを物干し竿に固定

外で使うプラスチック製の洗濯バサミやハンガーは、紫外線でボロボロに。マイクロプラスチックの発生源になります。

ステンレス製に変えるだけでそんな心配がなくなります。しかも丈夫なので、一度変えれば買い替えはほぼ不要になります。

ステンレスのピンチハンガー 洗濯バサミとハンガーはステンレスに!プラスチックはボロボロ劣化

【3位】トイレットペーパーをダンボールでまとめ買いする

ダンボール箱に入ったたくさんのトイレットペーパー

かさばるプラ袋に入ったトイレットペーパー。ダンボール箱でまとめ買いすることができます。

芯なし・無包装でごみになるものがほとんどありませんよ

ティッシュペーパーの代わりにしたり、調理後の汚れふきにも大活躍です!

プラスチック包装されたトイレットペーパー トイレットペーパーとティッシュを脱プラスチックする3つの方法

いつか本にしたいと思っていたら、現実に

プラなしアイデアだけで114記事(2022年9月現在)にのぼっているこのブログ。

いつかまとめて本にできたらと、企画を練って出版社に持ち込めないかと考えていました。

そのため原稿だけは最初に準備しておこうと思っていたのですが、余裕がなくなかなか進まず、年月だけが過ぎ去っていました。

そんな中、声をかけていただいたのが翔泳社さん。

今までシリーズで出されている「暮らしの図鑑」を見せてもらうと、1つ1つのテーマに個性があって、著者の方々の熱量がすごいんです。

好きなことをのびのびと書かれていて、写真やイラストが多く見ているだけでも楽しい。1つのテーマに深さがあり、行動イメージがつく具体性もある。

プラなし生活のブログとも相性がとてもいい予感がして、翔泳社さんから出版させて頂くことに決めました。

いざ、原稿作り!

PCで修正中のドラフト

2人で運営しているプラなし生活。

まずは書く内容や目次をつくり、それぞれどこを担当するか役割分担です。

PART1はKoga、PART2はWakamori&Koga、PART3はWakamoriでほぼ半分こ。

約5ヶ月かけてそれぞれ原稿を書き、お互いに読んでチェック。それを元に編集者(山田文恵さん)とデザイナー(阿部美樹子さん)で紙面ドラフトを作っていただきました。

初めて出来上がったドラフトはページ数を大幅に超えてしまい、どうしたら収まるか試行錯誤。

不要な写真や項目をカットしたり、文章を短くしてレイアウトを工夫したりして、なんとか目標の240ページに収めることができました。

20ページ削りましたが、情報量はキープしたい!ということで文章を短くし、重複するところは徹底的に省いてスペースを確保。これが結構大変でした。。

スペースの都合で載せられなかったこと

残念ながら本に載せられなかった内容もあります。ご興味ありましたらサイト記事へ!

<キッチン>

<掃除>

<外出先>

<その他>

<ショップリスト>

プラスチックフリーなアイテムを数多く取り扱っているショップリストも本では入れられませんでした。

日本の「プラスチックフリー・ゼロウェイスト」なショップリストまとめ

量り売りショップ情報も盛り込みたかったのですが、量が膨大で最初から入れることはできませんでした。代わりにQRコードでリンクを掲載しています!(P.193)

途中からイラストレーター(川合翔子さん)の絵や表紙カバー(山城由さん)が入り、中身のデザインも本格的に。

イラストレーターさんの挿絵

どんどん本らしくなっていく過程に感動でした!

終盤は読みやすさ、見やすさにこだわって、さらに文章を簡潔にしていきました。

写真はほとんどブログやインスタから使っていますが、写りが悪いものや、まだ紹介しきれていないものはプロのカメラマン(安井真喜子さん)に撮影していただいています。

本の冒頭の見開きいっぱいのカラー写真もとても気に入っていて、この本にどんなことが詰まっているのか、ワクワクさせてくれます。

見開きページの写真

全てデータ上でのやり取りだったにも関わらず、こちらの希望(しかも2人分)を汲み取って形にしていただき、本当に感謝しております。

おかげさまで好評いただいています!

最初の原稿が仕上がってから約2ヶ月に渡って紙面にし、校了(印刷できる状態)を迎えたのが6月下旬。

情報量が多いのでギリギリまで読みやすさにこだわって、なんとか発売日(7月15日)を迎えました。

ありがたいことに、Amazonのエコロジー部門でベストセラー1位、楽天ブックスの家事部門でランキング1位になるなど、多くの反響をいただきました。

おかげさまで、発売後ほどなくして増刷が決定し、現在は第2刷が書店に並んでおります。

また図書館からの注文も目立ったようで、プラごみ問題の関心の高さが伺えました。

手にとっていただいた皆様、本当にありがとうございます。SNSなど通じて紹介や感想などもいただき、感謝しております。

プラスチックごみ問題が知られるようになったのはまだまだ最近のこと。

プラフリーなアイテムや取り組みはまだまだ少なく、本で紹介しているものも必ずしもベストな選択ではないものもあるかもしれません。

本をきっかけに一人一人のライフスタイルに働きかけができればこれ以上嬉しいことはありませんし、私たちも引き続き様々なアイデアを共有していきたいと思っています。

Special Thanks

編集:山田文恵さん(翔泳社
デザイン・DTP:阿部美樹子さん
イラスト:川合翔子さん
写真:安井真喜子さん(一部プラなし生活)
カバーデザイン:山城由さん(surmometer.inc
制作協力:
パタゴニア日本支社
株式会社良品計画
ラッシュジャパン合同会社
テラサイクルジャパン合同会社
nue by Totoya 国分寺店
一般社団法人 Social Innovation Japan